世界名物鍋大実験! 体の芯まで温まる鍋はどれか!?
 
 

 この寒い冬を暖かく過ごしたい…そんな思いにもってこいなのが「鍋」。家族や仲間と囲んで食べるアツアツの鍋料理は、心と体を温めてくれる。

 しかし、一口に鍋といっても、全世界を見るとその調理法や食材、そして、まつわる習慣など様々。では、世界中にはどのような鍋料理が存在し、どの国の鍋が一番体を芯から温めてくれるのだろうか?

そこで実験!
世界名物鍋大実験!! 体の芯まで温まる鍋はどれか!?

 そもそも、なぜ鍋は温まるのか? それは、「具」や「汁」が温かいまま内臓まで届き長時間保たれる。その温度により内臓のはたらきが活発になり、血行が良くなるため、体がポカポカ温まるのだ。

 今回、実験台となるのは城島茂 29歳。冷え性に悩む城島の体を、芯から温める鍋はどれかを大検証! そして、城島のサポート役として、達也と太一も参加。実験場所となるのは、埼玉県大宮市にある料亭「一の宮」のお座敷。

 「実験方法」は…実験台の城島が世界各地の名物鍋を食べる。そのかたわらでは、毛細血管が集中する脇の下から出る汗を「発汗計」で測定し、瞬間的な温まりを見る。発汗計は針の動きで測定する仕組みで、「ふれ」が大きいほど発汗が多い。分析するのは、名古屋大学の岩瀬先生。さらに食後、「サーモグラフィ」で体全体の温まり具合をチェックし、その後、冷凍庫に5分間入って体を冷やす。そして、再びサーモグラフィで温まり具合がどのくらい持続されているかを比較。つまり、冷凍後も「保温効果」が見られれば、体が芯から温まっていると認定されるのだ。

 このように、世界各国の鍋を城島が食べ、各鍋料理の「瞬間的な温まり」と「持続的な温まり」の総合結果から、体の芯から温まる鍋を決定する!

 果たして、冷え性城島の体を芯から温めてくれる鍋はどれなのか? そして、城島の前に次々と登場する世界各国の鍋とは、一体どんな料理なのか?

 

 お座敷に腰を据える実験台の城島。そして、サポート役の達也と太一。浴衣姿でスタンバイ完了し、実験開始!

 まず最初は、マタギが熊に乗って登場! そして運んできた鍋は、味噌の香り漂う日本からのエントリー、北海道名物「石狩鍋」。

 『石狩鍋』…メインの具である鮭には、血行を良くする「エイコサペン酸」が豊富に含まれ、味噌や豆腐の大豆タンパクも温まるのには効果的。

 早速、城島は本場石狩川の鮭からいただくが、かなり熱く具を飲み込むのに大苦戦。一方、発汗計の針はあまり動きが見られない。石狩鍋での瞬間的な温まりは低い様子。

 続いて表へ出ると、パンツ1丁になりサーモグラフィで体の温まりをチェック。すると、体全体に赤い部分が多く、かなりの温まり具合。さらに、冷凍庫で5分間冷やす。中では暇つぶしの「城島 冷凍ショー」のはじまり! なぜか持っていた新体操のリボンを手に演技開始! 寒い中、長いリボンを巧みに操る城島。5分が経ち、再び保温状態を測ると、まだ上半身に温かい部分が残っており、冷え切っていなかった。北海道の石狩鍋は中々の保温効果だった!

 浴衣を着てお座敷へ戻り、続いて第2段! チマチョゴリを着た韓国人女性が運んできたのは、韓国からのエントリー「チゲ鍋」。

『チゲ鍋』…唐辛子味噌、コチュジャン、キムチの辛さが合わさった日本でも人気の鍋。唐辛子に含まれる「カプサイシン」が血行を良くし、体を温める。韓国の寒い冬には欠かせない、家庭料理の定番。

 城島がチゲ鍋を食べると、発汗計が瞬時に反応を示し、額から汗が吹き出てきた。そこへ太一、城島の目を盗んで取り皿の豆腐に唐辛子をふりかけた。それを知らずに食べる城島…すると、辛さが一気に吹き出し、針も激しく反応!

 そして、サーモグラフィを見ると、上半身は真っ赤っか! カプサイシンの即効力で見事に温まった。続いて5分間の冷凍。パンツ1丁の城島、ここではスケート靴で冷凍庫内を滑走! そして、再びサーモグラフィを見ると、既に全身真っ青! 先ほど真っ赤だった体が一気にクールダウンしてしまった。

 お座敷に戻ると、第3弾の鍋が登場! 民族衣裳を着た男達が運んできたのは、太平洋の楽園フィジー共和国からエントリー、名物鍋の「ロロ」。

『ロロ』…魚・コーンビーフ・ほうれん草をココナッツミルクでまろやかに煮込んだ南国のホットな鍋。本場フィジーでは、戦いを誓う「メケ」と呼ばれる儀式があり、人々は踊りながらロロを食べる風習がある。

 そこで、お座敷でも儀式のはじまり! リズムに合わせてロロを食べる城島。すると、針が激しく反応! しかし、岩瀬先生によると発汗量とは関係なく、城島の動きが激しいために反応した模様。調子に乗りすぎた城島、ダジャレで反省…「あっかん(発汗)がな!」

 そしてサーモグラフィを見ると、ロロを食べた後の温まり方は今までの中で一番低いが、冷凍後の変化は少なかった。

 次なる第4段は、ロシア人が運んできた「パン」のような物体…これは鍋か? パンをむしってみると、中からアツアツのシチューが出てきた! それは、ロシアからエントリーした「ガルショーク」。

『ガルショーク』…厳しい寒さのロシアで生まれたつぼ焼きビーフシチュー。シチューが入った器に、パン生地でフタをして焼き、アツアツのまま一緒に食べる。牛肉の動物性タンパクも体を温める。

 パンにシチューをつけ、おいしそうに食べる城島。においに誘われ、達也と太一もつい手が伸びる。城島曰く、とろみのあるスープが胃の中でたまり、中から温まる感じがするという。発汗計の針も、ゆっくりと激しさを増して行く。

 サーモグラフィではチゲ鍋に匹敵する温まり具合。続いて5分間の冷凍。室内にはなぜかペンギンが! そこで城島、ペンギンと追いかけっこ。そして冷凍庫から出ても、城島は体がポカポカしたままだという。再び保温状態を見ると、冷やす前とさほどの変化はない。ガルショークは高い保温効果を示した!

 続いて第5段! ルーマニアの女性が赤い民族衣裳姿で運んできたのは、「ギベチ」という料理。

『ギベチ』…トマトと牛肉を中心に、たくさんの野菜を煮込んだ鍋に、サワークリームをのせた冬の寒さが厳しいルーマニアの代表的な家庭料理。緑黄色野菜に豊富なカロチンが含まれ、体内の熱を逃がさない作用がある。しかも、ギベチを食べる時は「しし唐辛子」をそのままかじり、アルコール36℃の「ツイカ」というお酒を一緒に飲むという習慣がある。

 城島は習慣に従い、ギベチを食べ唐辛子をかじりツイカをグイッと飲む! すると、瞬時に発汗計が強く反応! そして、調子に乗って繰り返すと城島はほろ酔い状態に…。サーモグラフィで測ると、鍋と酒でほてった体は真っ赤! さらに、酒のせいでふらつく。

 続いて冷凍庫の中では、なぜか「ハゲヅラ」をかぶって屈伸運動。これもアルコールの影響か? そして5分が経過すると、城島の酔いはすっかり覚めていた。それでも上半身を中心に体は温まったまま。酔いは覚めても体はポカポカという城島。ルーマニアのギベチ、驚くべき保温効果!

 ラストを飾る第5段は、モンゴル人が登場! 鍋のふたを開けると、グツグツ煮えた白いスープ…何が入っているのか? 城島が食べてみると、肉が入ったお粥のようだ。すると、モンゴル人の手に大きく丸いぶよぶよした謎の物体が? それは具の正体…「ヒツジの睾丸」だった! 食べてしまった3人は複雑な表情。この鍋は、モンゴル国の「ボダー・タイ・ザサー」。

『ボター・タイ・ザサー』…気温の変化が激しいモンゴルでは、家畜であるヒツジを去勢した際にふるまわれる貴重な鍋料理。牛乳・米などと一緒に煮込んで食べる。また、ヒツジの睾丸は滋養強壮に効果があるという。

 3人驚愕! 城島がヒツジの睾丸を指で突くと、顔をしかめる達也と太一。自分のことのように痛むらしい。そして発汗計はかなりの反応。これは興奮の発汗か? 城島は正体を知っても頑張って食べ続け、サーモグラフィを見るが、赤い部分もまばらで、これまでの鍋と比べて効果はイマイチ。

 続いて5分間の冷凍。すると、何やら中が慌しい…。5分が経過し達也と太一が扉を開けると…「みんな逃げろ!」と叫ぶ城島、なんとクマと格闘していた? そして保温効果は、頑張って食べた割りに体は冷え切っていた。ヒツジの睾丸、温まる効果は弱い。

 以上、6つの鍋の効果を比べると、食べた直後は…

1位「チゲ鍋」(韓国)、2位「石狩鍋」(日本)、3位「ギベチ」(ルーマニア)、4位「ガルショーク」(ロシア)、5位「ロロ」(フィジー)、6位「ボダー・タイ・ザサー」(モンゴル)

 トップは発汗作用の高い「チゲ鍋」であった。

 ところが、冷凍後の保温効果で見ると…
1位「ギベチ」(ルーマニア)、2位「ガルショーク」(ロシア)、3位「石狩鍋」(日本)、4位「ロロ」(フィジー)、5位「ボダー・タイ・ザサー」(モンゴル)、6位「チゲ鍋」(韓国)

 トップだった「チゲ鍋」は持続力に乏しく最下位に転落。そして、変化の少なかった「ギベチ」と「ガルショーク」がトップに繰り上がった。

 この結果の秘密とは? 北野朋友会 松戸神経内科の医学博士 北 耕平氏によると、唐辛子に含まれるカプサイシンの刺激性発汗は温度が長続きせず、ギベチやガルショークのような「とろみ」があるものは、温かい温度が長時間保たれるという。

 以上の結果から、世界の鍋で体の芯から温めたのは、ルーマニアの「ギベチ」に決定!

街を巨大日時計にしよう!!

 

 古代、人類は太陽の影から時を知ることを覚えた。そう、それは「日時計」。 時計がなくても、太陽さえあれば、その影で時刻を知ることができる日時計。子供の頃、自分たちで作ったことのある人も多いのではないだろうか。

 では、僕たちの手でもっと大きい日本一巨大な日時計を作ることはできないだろうか?

ならばやってみよう!
街で巨大な日時計は作れるか!?

 昨年10月22日、DASH企画室では、城島・達也・太一・長瀬の4人による巨大日時計プロジェクト会議が行われていた。「巨大といえば東京タワーでしょ!」と、長瀬が地図の上に東京タワーの模型を置いて照明を当てると、確かにタワーが日時計の針のように見えた!

 そこで今回、東京タワーを日時計の棒に見立て、タワーが影を落とす街を、時刻を示す文字盤にするという、一大プロジェクトを敢行!

 早速、4人は東京タワーへ向かい、タワーの影の先端が指す場所を探す。時刻はAM11:45。そこで、目標を正午(12時)の影の先端に定めた。

 しかし、下からでは影が分かりにくい。そこで、地上班・タワー班に分かれて影の先端を探す作戦にでた。タワー班の城島・達也が、東京タワーの展望台から影の先端の位置を確認し、その指示を受けて地上班の太一・長瀬が実際に地上で影の先端部分を探し出す。

 正午まで残り3分となり、タワー班は港区虎ノ門のビル「芝ロイヤル」に目標を定めた。指示を受けた太一と長瀬が7階建てのビルの階段をかけ上がる。そして正午ジャスト、屋上に到着するが、予想に反して影の動きは速く、既に2人がいるビルから、隣のビルへと移動していた。10月22日の正午、東京タワー先端の影は、港区虎ノ門の太一と長瀬がいる隣のビルを指した。

 影は逃げるように刻々と動き、その先端を特定しづらい。4人は展望台で急きょ作戦会議。確かに東京タワーが巨大な日時計になることは分かった。しかし、どうせなら最も大きな日時計にしたい! それなら、影が一番長くなる日にやればいい。それは、太陽が最も低い軌道を描く、「冬至」。

 ということで、巨大日時計プロジェクト、12月22日冬至に決行!

 果たして、思い描いたような巨大日時計で、街を文字盤にすることはできるのか?

 1999年12月22日、運命の冬至の太陽が昇った! この日の東京上空は晴れ。午前7時、再び巨大日時計に挑むべく、城島・達也・太一が集結。しかし、前回いたはずの長瀬がいない? どうやら遅刻している模様。

 今回は午前8時を頭に、毎時刻ジャストに東京タワーの影の先端が指す部分を特定して行き、巨大日時計の時刻を示す文字盤を完成させる! 前回と同様、城島と達也が展望台から影の先端の位置を確認し、その指示を受けて地上の太一が実際に影の先端部分を探し出す。

 両者分かれてプロジェクト始動!

 太一は車に乗り、ひとまず東京タワーの影が伸びている西の方向へ移動。

 一方、城島と達也は東京タワー入り口へ向かうが、まだ開いていない。 営業開始は午前9時。展望台へは昇れずか? そこで従業員の方にお願いしてみると、特別に入れてくれた。しかし、午前8時まで残り10分しかない。展望台に着くと早速、望遠鏡でポイントを確認。そして港区赤坂の「檜町公園」にポイントを定め、トランシーバーで地上の太一に指示を飛ばす。既に残り時間は3分、太一は午前8時の地点に立てるのか?

 さらに、城島と達也は影の先端を檜町公園付近にある「三河台ハイツ」の屋上の壁に確認。 急いで向かう太一は、残り1分でようやく到着。そして管理人さんの了承を得て屋上に上がるが、現場の太一には影が見えない?

 理化学研究所光工学研究室の山口一郎主任によると、影の映る対象がタワーから離れるほど、影が薄くなって見えないという。しかし、太一が影の先端の位置にいるかどうかを自分で確認するには、タワーの先端がちょうど太陽のど真ん中に位置していることで判断できる。

 太一は陽射しを和らげるスモークフィルターを太陽にかざして、タワーの先端が太陽のど真ん中に突き刺さる位置を懸命に探す。そして、AM8:00を迎えると、太一は見事に影の位置を特定し、時刻ボードを高く掲げた。 自力で影を特定した太一に、展望台の城島と達也は驚くばかり。

 東京タワー時計が「AM8:00」に示した場所は、港区六本木4丁目3番地「三河台ハイツ屋上の壁」だった。

 続いて展望台の城島と達也は、次の時刻午前9時のポイントを地図から予想。展望台の別角度の位置から影の伸びる方向を割りだした結果、首都高速の「谷町ジャンクション」と断定。

 指示を受けた太一は、残り15分で谷町ジャンクション付近に到着。近くの「25森ビル」に影の先端が来ると予測し屋上へ上がるが、太陽とタワーの先端が一致せず、ここではないと判断。太一は急いでビルを降り、ポイントを確認しながら走る。

 そしてAM9:00となり、太一は何とかポイントの工事現場に間に合った。そこは1時間前の地点より、710mも東京タワーに近づいた場所。お昼に向けて影は短くなり、立ち並ぶビルにも阻まれて、ポイントを予想するのも難しくなる。

 東京タワー時計が「AM9:00」に示した場所は、港区六本木1丁目4番地「六本木1丁目工事現場を囲む壁」だった。

 展望台では次の午前10時のポイントを予想。これまでの影の動きから推理して、達也はさらにタワーに近い港区虎ノ門の「国際仏教学大学院大学」と断定。

 一方、太一のもとに遅刻の長瀬がようやく合流。2人で目標の建物を探すが、残り15分になっても見つからない。展望台の達也から出される手がかりをもとに、懸命に捜索。「白い壁の建物」「窓の少ない横長のビル」…そして、残り30秒になってようやく場所を確認。

 そしてAM10:00を迎え、同時に太一と長瀬は影の先端ポイントを特定。 1時間前よりもさらに340m短くなった影は、校舎の敷地内にある林の中を指した。間一髪で間に合い安堵の表情を浮かべる両者。達也の予想、恐るべし!

  東京タワー時計が「AM10:00」に示した場所は、港区虎ノ門5丁目3番地23号「国際仏教学大学院大学駐車場の片隅」であった!

 続いて展望台の城島と達也は、午前11時のポイントを先ほどの場所からわずか250mの地点にある「秀和神谷町ビル」と「神谷町森ビル」の辺りと予想。そして太一と長瀬に指示を飛ばすが、2人から応答がない? その頃、地上の2人は、残り時間が40分もあったため、余裕で休憩をとっていた。

 そして残り30分となり、太一と長瀬はひとまず「神谷町森ビル」の屋上へ上がると、そこはなんとヘリポート。

 しかし、展望台から見ると影の先端はビルの屋上よりも低くなりそう。すると達也は、そのビルの壁で窓拭きをしているゴンドラを発見。なんと、太一と長瀬にゴンドラに乗るように指示。達也の身勝手な指示に躊躇する2人、本当に乗るのか? だが、残り時間は10分、ゴンドラを待つ時間はない。嬉しそうに残念がる太一と長瀬であった。

 そして残り5分で、展望台の達也は影の先端が「神谷町森ビル」の10階か11階にくると断定。太一と長瀬が10階へ向かうと、そこはちょうど空部屋だった。ここで合っているのか? 残り15秒になると、達也から南の端へ移動するよう指示が飛ぶ。移動すると太陽の真ん中にタワーの先端が突き刺さった。

 そして、時刻はAM11:00。達也の的確な指示によりポイント確認。 影の先端は1時間前よりさらに200m短くなった。窓の中から時刻ボードを掲げる太一と長瀬。展望台の城島と達也も感激。

 東京タワー時計が「AM11:00」に示した場所は、港区虎ノ門4丁目3番地20号「神谷町森ビル10階南側左端の窓」であった。

 続いて展望台では、正午12時のポイント予想。すると、10月22日にも行った「芝ロイヤル」ビルの屋上が有力と判断。

 太一と長瀬は久方ぶりのビルに懐かしさを感じながら屋上に到着。そして下を覗くと、タワーの影はビルの隣にあるお寺の屋根に伸びている。

 残り15分となり、展望台の達也は正午の影が芝ロイヤルと、隣接するビルとの狭い隙間に来ると予想。そこで太一は長瀬に指示…「正午の時報と共に時刻ボードを持って隙間に飛び込め!」。すると長瀬…「その後オレあそこ行っちゃうじゃないですか!」と、指差したのは隣のお寺の墓地であった!

 しかし、残り10分になると、影の先端がこのビルには来ないと判り、太一と長瀬はビルを降り2手に分かれて行動。太一は芝ロイヤルの並びにある「ステュディオ虎ノ門」ビルの屋上へ、長瀬はその隣の「大手ビル」屋上へ上がった。残り1分となり、2人は必死にポイントを探る。だが、太陽とタワーが重なりそうで重ならない。時間は刻一刻と過ぎて行く…。

 そして、時刻はPM12:00。結局、どちらのビルでもなかった。呆気にとられる太一と長瀬、残念ながら正午のポイント確認失敗。

 そして、実際に東京タワー時計が「PM12:00」に示した場所は、港区虎ノ門5丁目13番地3号「虎ノ門40森ビル9階の角」であった。

 展望台の城島と達也は、気を取り直して午後1時のポイントを予想。そこは、港区愛宕のお寺。指示通りに向かった太一と長瀬は、お寺の墓地内でポイントを探る。残り10分で太陽とタワー先端の位置を確認すると、方角は合っているが、太陽よりも先端が突き出てしまっている。さらに後方へ下がるが、墓地の塀の向こうは崖になっており、それより後ろへは下がれない。

 残りあと1分、危うし! 正午に続いてまたも失敗か?

 そして、時刻はPM1:00。と同時に、長瀬が太一を肩車。すると太一は、フィルターでポイントを確認し、時刻ボードを掲げた。

  東京タワー時計が「PM1:00」に示した場所は、港区愛宕2丁目4番地7号「青松寺墓地外の崖」。土壇場の肩車で見事に成功。

 次の時刻午後2時は、達也の予想がまたしても的中し、太一と長瀬は港区西新橋にあるビルの屋上でポイント確認に成功!

 東京タワー時計が「PM2:00」に示した場所は、港区西新橋3丁目17番地3号「西新橋ワールドビル屋上」であった。

 午前8時からスタートした巨大日時計プロジェクトであるが、冬至の午後に入り、徐々に伸びる東京タワーの影。ここからの予想はきわめて難しそう。果たして、次の午後3時に達也が狙うポイントは的中となるか?

 展望台の城島と達也は、午後3時の影はかなり伸びると考え、新橋5丁目の交差店付近と断定。すると、いつしか雲が現れて太陽を覆ってしまった! ポイントに到着した太一と長瀬にも、太陽は全く見えない。

 必死に祈る4人。刻々と過ぎる時間、太陽は現れるのか?

 すると、残り15分となってようやく太陽が顔を出した! だが、影は予想よりはるか伸びていた。そこでポイントを新橋5丁目より先の3丁目に変更。そして、太一と長瀬は残り3分で到着するが、中々ポイントを確認できない。

 そして、時刻はPM3:00。太一と長瀬は「日本生命田村町ビル」の屋上に立っていた。しかし、影の先端には立てず確認失敗! 2人は諦めきれず、ポイントを確認するべく「新橋カラオケ館」の屋上へ向かった。展望台の達也と城島によると、3時の時点では、確かに2人が立つ場所を指していたという。

 実際に東京タワー時計が「PM3:00」に示した場所は、港区新橋2丁目9番地4号「カラオケ館」屋根の上のアンテナだった!

 日の短い冬至、次の午後4時が最後の日時計か? 何より難しいのは、一気に伸びてきた影の動き。正午は560mだった影の先端が、PM3:30には2350m先の銀座を指していた。果たして達也、最後の予想やいかに?

 ひとまず達也は、銀座の先にある中央区八丁堀と予想するが、夕暮れの道路は年末の大渋滞。車で移動中の太一と長瀬は中々進めない。

 しかし、影の伸びるペースは達也の予想をはるかに越え、残り15分で既に予想ポイントの八丁堀に迫っていた。急きょポイントを中央区日本橋箱崎に変更。八丁堀付近の太一と長瀬もすぐに移動。果たして間に合うのか?

 そして太一と長瀬は、残り1分で箱崎付近に到着。とにかく高い場所を目指し、近くの「箱崎公園ビル」屋上へ上がった。

 そして、時刻はPM4:00。太一と長瀬は東京タワーを発見するが、太陽の位置ははるかに低く確認失敗。 ポイントは程遠かった。

 こうして、東京タワー日時計、冬至の午前8時から午後4時まで、何とか日本一の巨大日時計は完成した!

 ちなみに、ビルなどの建物が一切無ければ、東京タワーが冬至に指す影は、日の出の午前6時46分には「東京都保谷市中町4丁目天神山付近」を示し、日の入の午後4時31分には「千葉県市川市宮久保1丁目付近」まで伸びる計算となる。