5人 VS 100人 TOKIOは100人の刑事から逃げ切れるか?

日本最大の都市、東京23区。
この23区のいずれかに逃亡者となったTOKIOが潜んでいる。
その5人を追うのはなんと、総勢100人の刑事。
刑事達にはそれぞれ『ビーコン』という発信機が配られ、TOKIOは発信機が近づけば受信機が反応する仕組みになっている。
この日1日、100人の目をかいくぐり、TOKIOは逃げ切る事は出来るのだろうか?

ルールは、TOKIOスタートの1時間後、刑事は自宅から捜索開始。
制限時間は夜8時。
逃走可能範囲はくじ引きによって決められた23区の中の1区のみ。

〈前回の放送)

渋谷区を逃走していた太一。
余裕の見える行動とは裏腹に次々と刑事に遭遇する。
それは駅であったり、歩道橋であったり・・・
これにはわけがあった。
二戸さんが太一の行動を推理し、渋谷区担当の刑事たちに巧妙な指示を出していた。
そして代々木公園で繰り広げられた最後の捕獲作戦。
とうとう追い詰められた太一は、十数人の刑事に完全に包囲されていた。
普段は静かなはずの代々木公園で一斉に「つかまえろー!」の声が響く。
まだ日も沈んでいない午後4時57分、渋谷区・国分太一が最初に捕まってしまった。

新宿区は城島。
サラリーマンに扮し、人ごみにまぎれる作戦を取る。
変装してはみたものの、新宿に散らばった刑事たちのビーコンが確実に城島を捕らえ、やはり危ない場面に幾度も遭遇していた。
逃げ惑う城島、何とかニアミスは回避するものの、バス停で一瞬気を抜いた隙に現れた自転車刑事にあっという間に追い詰められてしまった。
サラリーマンに最もまぎれやすいはずだった午後5時15分、市ヶ谷仲ノ町四丁目にて新宿区・城島茂、身柄を捕獲される。

松岡は荒川区を逃げる。
慎重な行動をとる松岡。
終始冷静なのか、臆病なのか、周囲の危険をいち早く察知し、遭遇する刑事たちの追跡をうまくかわしている。
バスに乗っているところを現役ボクサー刑事に見つかり、走って追いかけられる恐怖の中、
「このままだとマズイ」と素早くバスを下車、相手の疲れと赤信号を利用し、テクニックでかわすことに成功した。

そんな松岡も、太陽が翳り始めた頃、人ごみにまぎれていた刑事に気づくのが遅れてしまう。
細い路地裏で刑事たちを撒こうとするも刑事のフットワークのよさに見つかってしまった。
午後5時48分、西尾久二丁目にて荒川区・松岡昌宏捕まる。



そして今回…


未だ刑事の追っ手から逃亡に成功しているのは・・・
刑事の気配をどこかで感じているのか、長瀬智也。
追っ手が来ても逃げ切れる快速の持ち主、山口達也。
残るはこの二人となってしまった。

達也は大田区をさまよう。
ビーコンが反応した瞬間に引き返す一歩目の早さは圧巻。
顔は後ろを向き、刑事との距離を確かめながらも前に走るスピードは落ちない。
さらに、持ち前の体力、大田区という土地の広さも助けて逃げ切れていたのだった。

そんな達也の身にも刑事たちの影が忍び寄ろうとしていた。
代々木公園で太一の身柄を確保した二戸さん始め、渋谷区とを担当していた刑事たちが次なる目標を定めていたのだ。

二戸さん「渋谷区の精鋭を大田区に派遣します!」

 


さらに城島を捕まえた新宿区担当の刑事も合わせ42名の刑事が大田区へ向かった。
虎視眈々と目を光らせている刑事は62人。
いかに広い大田区とはいえ、達也はこの包囲網をくぐり抜ける事が出来るのか?


江東区、長瀬は他のメンバーと変わらず、刑事と遭遇はしているものの、先に刑事の存在に気づいていた。
この差は大きく、ここまでは危なげなく逃げ切りに成功。

そんな長瀬のビーコンが猿江恩師公園で反応した。
あたりには木々が茂り身を隠すのにはうってつけだが、逆にどこから刑事が出てくるかも解らない。

すると「ちょっと待ってて・・・」
刑事がどこにいるのかたった一人で確認しに行く長瀬。
長瀬の心理としては逃げることよりも刑事の存在を確かめたいらしい。

数分もたたないうちに小走りに帰ってきた長瀬、
「絶対いる!絶対いる!」と声を潜めながらも、ビーコンの反応の強さから刑事のいる方向を確認したようだ。

実はこの時公園内にいた刑事は通産走行距離60万キkmを誇る元タクシー運転手の市村さん。
道を知り尽くしたこの刑事に見つかってはひとたまりもない。
なんと50mという至近距離で長瀬は市村さんをかわしていた!

密室である交通機関に刑事がいなければ安全は確保される。
しかし、逆に客の乗り降りの際に刑事に遭遇したら確実に捕らえられてしまう。
モノレールで移動中も気の抜けない達也は、車内から流れる風景に刑事の姿がないか気を配っていた。

そんな達也にもピンチが訪れる。
昭和島駅に到着する寸前、「!」
流れる風景、駅のホームに並ぶ乗客に「一瞬、(胸に)緑が見えた」
ビーコンの緑色に過剰に反応する達也、と思われたのだが・・・
カメラが捕らえていた決定的瞬間!スロー再生で確認すると、本当に乗客の一人ビーコンを下げている!

だが、幸運にもその刑事が達也の存在に気づいたのはモノレールが出発してから。
そして達也は思い過ごしかと刑事の存在に気づかぬまま、すれ違うようにこの昭和島駅で下車しホームをゆっくり後にする。

しかし、この情報は達也に目標を定めた二戸さんの元へ報告されていた。
「昭和島駅・・・」と二戸さん、表情がニヤリとなる。
すぐさま地図を広げ新たな作戦を練る様子。
「京浜島、城南島、東海、平和島この辺を強化してくれます?暗いとこっちの方が逃げやすいでしょ」

昭和島駅からの逃走経路を絞り込んだ二戸さん。
海に浮かぶ埋立地に達也がいると解れば逃げ場は限られてくると踏んだ二戸さんは刑事たちをこの島へ向かわせた。

そして二戸さんの推理に吸い込まれるように達也はバスで城南島へと向かっていた・・・。

長瀬は猿江一丁目からバスを乗り継ぎテレコムセンター付近までやってきた。
残り2時間弱。
ゆりかもめ越しに見えるパレットタウンの観覧車を見つめて
「あの観覧車乗りたい、最後・・・」
一度乗ったら約15分間、刑事に捕まらずに逃げきることができる、という作戦のようだ。

達也はまだバスの中。
平和島駅付近で反応したビーコンは事なきを得たが、数分後再び反応するビーコン。
恐る恐るバスから歩道に目をやると、
「走ってる、走ってる!」
完全にバスに乗っていることがバレてはいるが、一応座席の下に身を隠し、ささやかな抵抗を見せる。
ひとまず刑事は振り切ったのだが、この目撃情報が達也に大きなピンチを招く。

バスに乗っていることがわかった二戸さんは、達也が逃げるとにらんだ4つの島からさらに絞り込む。
その島とは「城南島」。
同じ方向目指して向かってきている62名の刑事を全て城南島に集結させる。

そんなピンチが迫っているとは知らない達也、大田市場バス停でひとまず下車。
歩いて城南島を目指す。

二戸さんの指示を受けた62名の刑事たち、バスで一斉に城南島へと向かう。
が、その車内の乗客、数十人の胸全てにビーコンが・・・。
ちょっと異様な光景のバスは着実に達也の下へ近づいていく。

その頃、人気の少ない青海倉庫付近を歩く長瀬はというと・・・
「あと5分で7時!もういけるでしょ!」と勝利を確信か?
だが、道路をはさんだ向かいの歩道、若い男性がなんだかこちらを見ている!
「やべぇ!ぶら下がってる!」
とうとう刑事に見つかった長瀬、一目散に走り付近の草むらに身を潜める。

しかし、長瀬の目撃情報も各刑事に伝わる。
元タクシー運転手市村さんの読みからすると
「青海とパレットタウンぐらいしか移動できないんですよね・・・」
江東区、荒川区担当の38名の刑事が一斉に青海・パレットタウン方面へ急ぐ。

 

とうとう城南島への集結が完了した62名の刑事たち。
いよいよ達也捕獲に向けて山場を迎えようとしていた。

息がかかるほどの距離に刑事が迫っているはずの達也。
周囲は気持ち悪いくらいに静まり返っている。
やがて反応するビーコンに、刑事達の気配を察知したのか、小走りで安全な場所を探す。

ここからは暗くなった中で唯一光の当たる街灯を避け行動。
物陰から周囲を確認すると、道路の向うまで刑事たちが迫っている。
息を殺し気づかれないように身を潜める達也。


同じく依然草むらから周囲の様子をうかがう長瀬。
遠巻きに刑事の姿を何回か確認し場所移動することができない。
業を煮やした長瀬が下した決断は
「このまま観覧車まで突っ走る」
ビーコンが反応するが、かまっている暇はない。
視界に入ってきた観覧車を見つめ、
「あれに乗りたい〜」

だが、パレットタウン付近にはすでに数十人の刑事たちが目を光らせていた。
果たして無事に長瀬は観覧車に乗れるのか?

パレットタウンの裏手に構える青海駅近くまで来たところでついに長瀬、刑事に見つかった!
刑事が2階にいたため距離がある。
ここは何とか走って振り切る。
そして大勢の刑事たちが巡回し侵入不可能と思われたパレットタウン。
なんと駐車場から上る階段を一気に駆け上る事に成功した。
正面入り口や内部を固めていたために、小さな隙ができていたようだ。

階段を上りきったそばにある観覧車乗り場、ゴールはすぐそばまで来ている。
「チケットを2枚お買い求め下さい」
観覧車のチケットを自動販売機で購入しようとした長瀬。
と、ここで強いビーコンの反応!
「いた!」
背後から若い男性の刑事が二人、振り返るとその距離ほんの数m。
気づいたときにはもう遅かった・・・
「マジで〜!」
力なくその場にしゃがみこむ長瀬。
最後の作戦遂行寸前の午後7時50分、観覧車切符売り場にて江東区・長瀬智也、無念の身柄確保!

残り10分。最後の逃亡者となった達也、暗闇の中駐車場の車3台の後ろに隠れる。
覗き込む車の下の隙間から刑事の姿が2人確認できる。

かなり焦りを感じているのか、たまらず車の下に潜り込む達也。
カメラに映ることも忘れて隠れることに集中している。
と、「キュルル・・・ブォ〜ン!!」
なんと達也が隠れていた車のエンジンがかかりだした!
「何だよ!今の!死ぬとこだったじゃねぇか!!」
驚きの声もひそひそ声でしか表現できない。


「ピリリ・・・」
二戸さんの携帯が鳴った。
「はい!もしもし!!」
達也、とうとう誰かに見つかったのか?
「あぁ、今ねちょっと仕事中なんだよ」
残り5分、掛かってきたのはプライベートの電話だったらしい。

刑事が周囲にいるため駐車場から出られない達也、残った2台の車の後ろに身を潜めている。
が、残り3分、またもや頼みの車が移動してしまった!
さすがにこのままでは危険と思ったか、ついに駐車場から移動することに。

突然二戸さんが走り出た。
おもむろに茂みの中へ入り、何やら声が聞こえる・・・
「あんた誰?」
何と、発見したのは達也に同行していた女性スタッフ!

達也は近くにいる。
そう確信した二戸さんは付近の刑事達を集め、達也を追い詰めてゆく。

残り2分。大詰めの捜査で二戸さんの周囲の空気はピンと張り詰めている。
すると、一人の中年刑事、
「えーと、山口さんの服装ってどんなんでした?」
なんとも気の抜ける発言・・・
二戸さん「今ごろそんなこと言ってちゃ遅いんだよ!」
と、最後の喝を入れる。
「あと2分しかねぇんだ!行け!!」

残り1分。
「あと1分だから脱出します!」
走って残り1分の時間を逃げ切る作戦の達也。
ジョギング程度のスピードで走りつづける。

残り30秒。ここに来て反応し始めたビーコン。
「やばい!いるよ!」
ラストスパートの達也、最後の体力を振り絞ってダッシュで逃げる!
十数mの距離に迫る刑事、タイムアップまで振り切れるのか?!
その時!
「ジリリリリリ!」
「鳴った〜!逃亡成功!」
とうとう達也、四方八方囲まれながらも逃げ切りに成功した!

見つからないように消していた撮影用のライトがようやく当てられる。
達也は満面の笑みで思わずガッツポーズ。

戦いの一日は終わった。
その頃、公園の芝生で呆然と立ち尽くす二戸さんの携帯が鳴る。
「ピリリ、ピリリ・・・」
放心状態でしばらく着信音にも気づかない二戸さん。
それはスタッフからのタイムアップの知らせだった。
「延長できない?も〜ホント悔しい・・・」

数分後、二戸さん始め刑事達と達也が対面。
「どうも!」
勝ち誇った笑顔の達也に
「完全に負けました」
と、二戸さんも脱帽。
まだ汗のにじむ顔も清々しく達也を称える。

 

だが、「リベンジやりたいねぇ、ぜひ!」
長時間にわたった戦いに疲れた表情ではあったが、その目だけはもう次なる戦いをにらんでいた・・・。

もし、今回または前回の放送を録画していた方、あなただけに「何回見ても面白い100人の刑事の楽しみ方」をお教えします!
注目するポイント、それは「ビーコンとTOKIOの関係」なんです。

例えば達也。
ビーコンがなると同時にとりあえず逃げる。
その方向に刑事がいるかもしれないのに。
しかも耳につきやすいビーコンの反応音を何度も何度も耳に近づけていた。
つまり、意外と恐がりだったのかもしれないですね。

長瀬はビーコンが反応した瞬間、「うわぁ!」「鳴ってる!」とリアクションが入った後、まず立ち止まる。
そして必ず探すのは刑事の姿。
なかなか逃げようとしないんです。

その点冷静だったのは松岡。
ビーコンが鳴る事を普段は恐れていた、にもかかわらずいざ反応した時の対応は最も的確だったんじゃないでしょうか。

学生に「リーダー!」と叫ばれた城島。
そして公園で大勢に囲まれた太一。
この二人は反応する前からもう追いかけられていたな・・・。

ともあれ、TOKIOもスタッフも走り回ったこの日のロケ。
終了後、メンバーの誰かが言った言葉は、
「今日のロケは深夜の頃思い出したよ〜。久々に楽しかったね!」
深夜の頃から見ていただいている方なら、同じような感想をもったのでは?

村づくり実験 里山は蘇るか!?

小麦が実りをつけ始める前の去る先月、男達の手によって壮大な試みが行われていた。その試みとは築200年の日本家屋を解体し、DASH村に移築するというもの。

合計で20日間をかけて解体し、それぞれDASH村へと運び出した。
古材は長いものは13mもあり、近所の人の手を借り、ようやく村へと運んだ。

崩した土壁も全て袋に詰め台車で運ぶ。その数は約50袋にも及んだ。
トタン屋根を剥がして束ねた茅も全て、村へと運ぶ。

解体したものは全て村へと運び終えた。
しかし、壮大は試みは今やっとスタートラインに立ったばかり、果してDASH村に
日本家屋を蘇らせる事は出来るのか!?

運び出した茅は長い年月が経過していた為、表面は腐っているものが多かった。
もともと茅の寿命は約30年といわれ、通常は15年くらいで葺きかえる。

 

 


この不足した茅を集めなければならないのだが、幸いな事にDASH村にも茅の
もととなる枯れたススキがたくさん生えていた。
これで、村に生えていた茅を刈り取り、屋根に必要な分を補った。

これで茅、土壁、古材と日本家屋の全てのパーツが揃った。
しかし、まだ決めていないのが家を建てる「場所」である。


「あそこは畑だし…」
解体した民家の総床面積は40坪、しかし、実際には更にそれ以上の土地が必要。
「やっぱ、あそこでしょ」
と達也が指差したのは八木橋の小屋付近。ここに決定なのか?

「でもどっち向きに建てればいいのかな?」
実は古い民家は長い間、自然から様々な影響を受けている。南向きの家と東向きの家とでは、木のくせのつき方が違うので、建っていた時と同じ方向に建てる事が木に
とっても自然で馴染みやすい。
解体した古民家は南向きに建てられていた為、その方向を向くのが最良である。

さらに風水の見地からみてみるとこの家の方角は「巽」の方角、つまり南東の向き
に建てられている。「巽」の象意は「風」。つまり風に乗って玄関から良い情報や人が入ってくるのだという。


早速、ロープで実際の大きさを測ってみる。すると大きな問題が発生したのである。
「これだと家が傾いちゃうよ!」
予定地の一部分が近くの崖にかかっているのである。

さらにDASH村の裏の里山は花崗岩で出来ているのだが、地中深くまで風化し、
マサと呼ばれる砂状粒子に分解された状態。その為、剥き出しになっているとさらに風化が進み、さらなる崖崩れが起こる心配もある。

しかし、しっかりと崖を造成すればさらにそこから緑が生え、崖崩れを防止する自然の
ネットを作ってくれるのである。人の手が加わった山は加わっていない山に比べ、適度に間引きがされている為、良く日があたり植物の発育にも良く、その為良い土壌となるのである。

人間が手入れをし、山もそのお返しに崖崩れから守ったり、作物を与えるという共存関係が生まれるのである。

そこで早速、山の再生に取りかかる。崩れている部分を垂直に削っても、急すぎると
危険性が高い為、緩やかな斜面にしなければならない。45度が良いとされている為、削る地点を探る。

 

削る地点が決まったら伐採開始。斜面の為に作業は難攻するが、次第にペースも上がる。伐採した木は炭にする為、炭焼き小屋へと運ぶ。

そして、大分伐採が終わった頃、DASH村に久々のエンジン音が響く。ショベル城島
の登場である。油圧式ショベルで斜面を登るのだが、斜面での作業は初めての城島、「今まで乗ったどんな乗り物よりも怖いわ〜」と怯えながらも慎重に登っていく。

何とか作業場所に到着し、作業を開始するが根っこが邪魔をしてなかなか捗らない。
太一と清が根っこを懸命に取り除く。しかし、作業があまり捗らない。
そこで城島、自分も油圧式ショベルを降り根っこを取り除きにかかる。

「くそっ、根が深いな、なかなか抜けへん…」
そこで城島、斜面に背を向け一気に抜きにかかる。しかし、何と根っこがすっぽ抜けてしまい、城島が斜面から転落してしまったのである!

慌てる太一と清、カメラマンも突然、画面から消えた城島に驚き、画面がぶれる。
心配して斜面を除き込むと運良く平らなところだった為、何とか転落は免れた。

油圧式ショベルに戻った城島はもう一度気を引き締めて作業に向かう。そしてなんとか一段目の法面を作る事ができた!
しかし、山の再生にはまだまだ作業が山積みである。油圧式ショベルを降りた城島、再度自分に気合を入れる為に村全体に向けてこう叫んだ。

「頑張れ、ワシーーーー!!」

城島の叫び声が村全体を包む頃、達也、島崎棟梁、清は近くの川にいた。
村へと運び出した古材を洗う為である。200年前の古材はすすがたまっており、それをワラで作ったタワシで洗い落とす。

すると汚れが取れ、キレイなあめ色に色づいた木目が浮き出てきた。棟梁によると
「この色は200年という年月が出した色なんだ」という。歴史の深さとありがたさを感じながら丁寧に古材を洗う達也。全ての古材を洗い終えた頃には、
もうとっぷりと日が暮れていた。

一日の作業も全て終わり、いよいよお楽しみの食事の時間である。勿論、食材の調達も自分達で行う。食材は竹林の中にあるまだ若い竹。ここでも全て取ってしまうとこの竹林が育たないので何本が残しておく。こうして人間と里山が共存していくのである。
取ってきた竹を豪快に網で焼く。その匂いに北登もつられてやってきた様子。
外側の皮が焦げてきたらそろそろ食べ頃である。アツアツを一口大に切ってわさび醤油で頂く。
「うめぇーーー!」「これ、うまいよ、マジで!」「うん、美味しい」など表現は様々だがそれぞれに自然の恵みに舌鼓を打った。

今日一日の作業はこれで終了。しかし、まだまだ多くの工程が待ちうけている。
自然と共存する為の里山を蘇らせ、その後に待ちうける日本家屋再生という試みは果して成功するのか!?

ロケの休憩時間での事、
城島が伐採した木をさらにチェーンソーで切っている。
一体、何をしているのだろうか?とスタッフが尋ねると、
「持って帰ってイスを作る」のだという。達也が大工の修行をしているのを見て、城島も自分の手で作ってみたくなったらしい。
同じく休憩中だった達也に色々と道具の使い方を聞いていた城島。

「どうせ結局やらないんじゃないの?」と疑う達也。果して、城島お手製のイスは
完成するのだろうか?完成次第(?)こちらで報告します。