DASH村 〜この夏の作物の成長 DASH米はつくれるか!?〜

さわやかに漂う夏野菜の香り。
つかさもつばさも匂いにつられ歩み寄り、男たちはひと夏の収穫に汗を流す。
DASH村は、今夏真っ盛りです。

緑から鮮やかな赤に実の色を変えたトマト。
花を咲かせ、その栽培はタネマキから始まった。
黄色い花を咲かせ、順調に育っていったトマトは去年以上の出来ばえに。
実をつけたことに喜んでいたのももうしばらく前の事。
熟れたトマトは手にずっしりと感じる、おいしそうなものに成長していた。
もいだトマト、早速食べてみたくなる・・・



自分たちの手で大切に育て、収穫する男たちの最大の悦び。
もぎたてをまるかじりでいただく。
口元からみずみずしい音を立てつつ、つぶやく一言。
太一「すんげぇうめぇ・・・」

腰を下ろし、夏の味を満喫する男たち。
だが、その目を盗み、畑では大変なことが起こっていた・・・
ちょっと目を離した隙に、いたずらに走るやんちゃな2匹。
とうもろこしの葉をつかさとつばさがかじってしまっていた。
そんな行動をあわてて防ぐ清。
2匹は逃げるときも一緒。
今日も八木橋家のやんちゃな兄弟は仲良しです。



なす、ピーマン、とうもろこしと、夏野菜を続々収穫。
しかし、水田に広がるDASH米の収穫はまだ先のこと。
すくすくと育っているように見える稲。
だが、明雄さんはあるところを境にちょっとした変化が見られると言う。
太一「ちょっとこっちが深緑っぽい?」

比べてみると、やはり稲の色が違う・・・
これは一体何故なのか?
稲が育つために必要な三要素、窒素、リン酸、カリウム。
その内のカリウムが足らないと稲は葉の緑が濃くなっていく病状をきたす。
つまりDASH村の水田はカリウムが少し足りなかった。
その上、パトロールのアイガモ隊が落としていく糞には窒素とリン酸は多く含まれているが
カリウムは非常に少ないので補いきれない。

それが原因で変色してきた稲の色。
このまま放っておくと、あの忌まわしき「いもち病」に発展しかねない。

そこで、水田にカリウムを含む砂を撒くという、対策を立てることにした。
でも一体そんな砂などどこにあるのだろうか?
明雄さんに連れられ、男たちが付いていった場所は・・・
なんと、古民家にあるかまど、そして囲炉裏。
そこで集めるのは灰。実は灰の中にはカリウムが多く含まれている。
水田に撒いてやればカリウム不足も解消されるはず・・・
果たして稲は元の色を取り戻してくれるのだろうか?

数日後・・・
深緑の稲が見る見るうちに健康な黄緑色に姿を取り戻してきた。
昨年の悔しさはもう繰り返したくない。
男たちの不安も、取りあえず一安心と言ったところ。



その後、稲は白い花を咲かせ、実をつける準備に入る。
果たして秋に大収穫を迎えることはできるのだろうか・・・

そんな秋が待ち遠しい男たちは、昼に取れたとうもろこしに舌鼓。
一番おいしい食べ方、醤油を塗った焼きとうもろこし。
縁側に足を投げ出して、夏を満喫する瞬間。
しばらく続きそうな夏を感じ、気分は大収穫の秋を待つばかり。

 
夏祭りメニュー1日でいくつ探せるか?
祭ばやしにいなせな掛け声・・・
山車に神輿に盆踊り・・・



祭りの楽しみは様々あれど、やっぱり楽しみなのは「屋台」。
幼い頃、100円玉を握り締め、連なる屋台の列を何往復もしたっけ・・・

祭り大国日本では、一年を通して、様々な祭りが開かれている。
特に夏の間に開催される祭りの数は、全国でなんと4000以上!
その中で最も多い東京と大阪が挑戦の舞台。

東京をまわるのは、ビール片手に屋台を巡るのが大好きな城島、木原さんペア。
大阪を巡るのは、祭りに参加するのも大好きな達也と長瀬ペア。

お昼12時スタートで、午後9時までの9時間でより多くのメニューを集めた方の勝利となる。
果して、どちらが多く探せるか?

「オレ今日、朝飯抜いてきましたからね!」
と気合の入る長瀬、スタートのJR大阪駅から早速向かったのは近くの神社。
しかし、もう祭りは終ったらしくゲットは無理、ということで今日の必勝を願っておみくじを引くことに。すると…

長瀬「絶対、これ良いよ!ほらっ!…凶!?」
しかも、「探し物、見つかりにくい」という暗示が…
いきなり幸先の悪いスタートとなってしまった長瀬、達也チーム。果して、大丈夫か?

一方、JR東京駅をスタートした城島、木原チームはあるものを発見。
城島「あれっ!?浴衣?」
浴衣を着た女性が都電に乗り込んでいるところを発見。
「浴衣の女性行く所に祭り有り」ということで都電を追跡することに。

すると、都電を降りた浴衣美人たちが向かったのは荒川区にある尾久神社。
この神社で行われている「尾久八幡神社例大祭」へとやって来た。

城島「おぉ、あるある!」
神社の敷地内には約20店の屋台が。これはのっけから大量ゲットが期待できそう

城島「これ、一つ下さい」
2人が選んだ本日初ゲットは「広島焼き」

目の前で焼かれるいい音に、2人のお腹も良い具合に減ってきた様子
木原「すっごいボリューム!」と本日1個目は大満足のゲットとなった。

次に向かったのは、クレープの屋台。すると…
城島「なんやここ!エライいっぱいあるがな!」
なんとこの屋台には、約30種類以上のクレープが揃っていた。

城島「なんか、クレープの研究会みたいやな…」
全種類をスタッフ全員で美味しく頂いて、ここだけで一気に45種類ゲット!

その他にゲットした屋台メニュー
ラムネ、あんず飴、じゃがバター、焼きとうもろこし、かき氷、フランクフルト
綿菓子、たこ焼き、チョコバナナなど

一方、達也、長瀬チームの本日初めての祭りは「茨木フェスティバル」。
茨木市の市役所前中央公園の敷地内に、市民が中心となり約60店の屋台が並んでいる。

準備中の屋台が多い中で本日初ゲットは「焼きそば」。
長瀬「オォー!うめぇー!」と買ったその場で舌鼓を打つ2人。
大満足のゲットとなった!

その頃、城島、木原チームは次なる祭り「上野夏祭り」へとやってきた。
上野・不忍池で1ヶ月以上開催されているお祭りで、7月20日に行われる「うえの夏祭りパレード」で有名。屋台も10店ほど出ている。

先程の大量ゲットのおかげか、メニューが被っているものも多いが、その中で見つけたのが「イカ焼き」。
目の前の鉄板でイカ一匹を丸ごと焼き、醤油で味付けするという豪快なメニュー。

一方、大阪の2人も「イカ焼き」の屋台に来ていた。
しかし、大阪のイカ焼きは東京とは違い、薄い小麦粉の上に切ったイカを乗せ、卵を加えてプレスしたものをいう。

中身は違えど、リアクションはどちらも…
城島・木原&達也・長瀬「ウマ―イ!」

前の祭りでゲットしたメニューが多く、なかなか数が稼げない東京チームに比べ、
大阪チームは食べまくり!
合計14種類もあるかき氷は、スタッフ全員で平らげた!長瀬はもちろん大好きな練乳入りかき氷。

さらに大阪独特の「たまごせんべい」や「洋食焼き」などゲットして、
ここだけで一気に78種類の大量ゲットとなった!

その他にゲットした屋台メニュー
シュールストリングポテト 焼き鳥 たこ焼き ステーキ
冷やしうどん 餃子 フライドチキンなど

その頃、城島、木原さんチームは珍しい屋台を発見していた。
その屋台とは…

木原「…これはウマイ!!」
城島「木原さん、酔おてません?」

2人が見つけたのは、珍しいカクテルの屋台。

祭り囃子の流れるいなせな雰囲気に、シェーカーを振る音が響く。
ノンアルコールのものからオリジナルカクテルまで、木原さん大満足のゲットとなった。

一方、達也、長瀬チームが向かった「ふる里門真祭り」では、珍しいサケ科のアマゴの炭火焼や、元力士の方が作った豪快なちゃんこ鍋などをゲットした。

勢いに乗った2人が次に向かったの祭りは「つるはしタイフェスティバル」
タイとの交流が盛んなこの土地では、タイ料理の屋台が多く出店している。

「エイシッ!」「バン!」「エイシッ!」「バン!」
長瀬・達也「…」

2人が熱心に見つめているのは、タイの国技「ムエタイ」の模範演技。
料理だけではなく、様々なタイ文化を見ることができるここの祭りではメニューも豊富。

まず、2人がゲットしたのはタイ独特の麺料理「グリーンカレーヌードル」
長瀬「ウマイ!…でも、辛いっ!!」
達也「またまた、オーバーなんだから…ウワッ!辛ッ!!」

などなど、異国の味に舌鼓を打ちつつ、他にもガイヤーン(鶏の丸焼き)、ムゥサテ―(豚肉の串焼き)などをゲット。

その他にゲットした屋台メニュー
ココナッツ 大阪風お好み焼き(松茸入り) タイ風えびせんなど

木原「あっ!サマーフェスタって書いてある!」
城島「ホンマやっ!」

2人が発見したのは板橋区遊座大山商店街の「サマーフェスタ」。
この地域はバングラデシュと交流が深く、屋台もバングラデシュ料理のものが多い。

木原「バングラデシュは暑いですか?」
男性「向こうも暑いケド、こっちは蒸すネ」
などど国際交流を交わしつつ、バングラ料理をいただく。

男性「どうですかネ?」
城島「これ、サラサラしてて美味しいっすね!」

城島が食べているのは10種類以上のスパイスで煮込んだ「バングラカレー」。
さらに、タンドリーチキン、インド風焼き鳥、ピアジュ(豆と玉ねぎのスパイス揚げ)、ナンなどここで10種類をゲットした。

日も傾き、そろそろ「夜祭り」といった雰囲気になってきた。
城島、木原チームがやって来たのは港区・白金の「四の橋夏祭り」
港区三大祭りの一つに数えられているこの祭り。祭りの舞台となる四の橋白金商店街の近くにはアルゼンチン大使館があり、アルゼンチン料理が出店されることで知られる。

暖かい裸電球の明かりに誘われて、2人はアルゼンチン料理の屋台にやって来た。
人気の屋台とあって行列に並んで買える順番が来るまで待つことに。

お目当ては、牛肉と豚肉の荒挽きソーセージ「チョリソー」
滴り落ちる肉汁に生唾を飲みながら、順番を待つ2人。


その頃、大阪の達也と長瀬は大阪から八尾市へと移動し、弓削神社で行われている夏祭りへとやってきた。

こちらもすっかり夜祭りの雰囲気になってきた。すると、長瀬が何かに気付いた。
長瀬「んっ?なんか新しい匂いがする!」

その匂いの方向へ向かうと、まだゲットしていない「ベビーカステラ」を発見!
長瀬「カワイイー!」
甘いものに目が無い長瀬、狙っていたメニューをゲットできて大満足。すると…

長瀬「あっ!リンゴ飴!!」
さらにこの屋台ではリンゴ以外にもミカン、ブドウ、姫リンゴなどのメニューもあり、
この時間帯で嬉しい連続ゲットとなった。

その他にゲットした屋台メニュー
岩おこし

一方、ようやく順番が回ってきた城島、木原チーム。
お目当てのチョリソーに加え、チョリソーをパンにはさんだ「チョリパン」。牛肉のせびれ肉の炭火焼。さらにそれをはさんだ「ミートサンド」などをゲットした。

そして、待ちに待ったメニューを口に運ぶ。
城島「やばっ!ウマッ!」
木原「これはワインに合うね!」

と先程の屋台でゲットしたアルゼンチンワインをグビリ。

その他にゲットした屋台メニュー
串焼き(ホタテ、イカゲソ、大イカ、特大イカ、エビ、うなぎなど7種類)

さらに、代々木競技場近くで行われている「大江戸夏祭り」では、
あんみつ、ところてん、そうめんなど計5種類をゲットし、ラストスパートに備えた。

一方、達也、長瀬チームは残り時間を考え、二手に分かれてラストスパートをかけることに。しかし…

長瀬「ヤバイ!全部メニュー被ってる!」
達也「あれっ!?終ってる?」

二手に分かれたものの、どちらもメニューゲットはならず。すると…
長瀬「あれっ?花火上がってない?」
達也「本当だ!見える!見える!」

「あの花火の近くに祭りがある」と確信した2人。途中で合流し、その場所へと向かうと
探していた祭りを発見!

しかし、残り時間が少なく、「東京コロッケ」を一品ゲットしただけで無常にもタイムアップ!

その頃、こちらのタイムアップ間近の城島、木原チームも祭り探しに奔走していた。
やっとみつけた屋台も、全て閉まっていた。しかし、まだやっている夜祭りの情報を聞き、その場所へ向かう。

その場所とは、港区青山の「善光寺謝恩納涼大会」
しかも、今までになかった日本酒が飲める屋台を発見。しかもその数は8種類!

お酒好きの木原さんに託して、何とか4種類飲み干し、ギリギリで4種類ゲット!
そしてタイムアップ!

<結果>
城島・木原チーム  146種類
達也・長瀬チーム  142種類

最後の木原さんの追い上げで効いて、城島、木原さんチームの勝利となった!


気象予報士としてお馴染みの木原実さん。
祭りのほとんどが野外で行われる訳ですから、雨は天敵です。

雨が降ったら即中止ということもあり得るので、屋台の店主さんたちは天気予報に
いつも気を配っているそうです。

そんな中、天気予報のプロである木原さんが来る訳ですから、みんなから
「木原さん!今日の天気って大丈夫?」「雨降らないよね!?」などの質問攻めにあっていました。

とても律儀な木原さんは、その度に木原さんは「西側から雨雲が…」と生天気予報を行っていたそうです。

 
DASH村 〜地下水は出るのか!?〜

まだまだ続きそうな夏。
強い日照りがつづくこの季節、水撒きはDASH村でも欠かせない日課だった。
乾ききった土に一服の清涼剤。
だが、今年の村では畑以外にも、新たに始めた果樹園も水を欲しがっていた。
豊富にある湧き水があるといっても、いつ枯れてしまうかわからない。

そのためには・・・
そう、新たな水源が欲しいところ。
そしてこの男が立ち上がった。

垂直に曲がった不思議な棒を両手に、村を歩き回る長瀬。
一体何をやっているのだろうか?
実はこれはダウジングと呼ばれる水脈を探し当てる方法だった。
指先に全神経を集中させ、地下を流れる地価水脈を探し当てる。
そして、水脈を探し当て、井戸を掘りたいらしい。

夏は冷たく、冬は暖かい井戸水があれば作物の育成はおろか、おいしい水として年中飲める。
と、なにやら反応が。

するとやってきた明雄さん、何やら羽根を地面に立てている。
明雄さん「まじないすんのに羽根を拾ってきたんだよ」
長瀬「どんなおまじないするの?」

どうやら・・・
明雄さん「ひ・み・つ・の・ア・ッ・コ・ち・ゃ・ん・!」らしい。



田んぼの向こう側、絶好の場所に井戸を掘ることに決めた長瀬。
果たして水は出るのだろうか?
新たな挑戦が始まった・・・

夏のDASH村は虫との闘い。
メンバーもスタッフも、アブに追われて撮影が中断することもしばしば。
そんなやっかいものの虫だが、嫌がる人間を尻目に一人楽しげに相手をする
やつがいた・・・
それは北登。
動くものに興味津々の北登は、一人虫を追い掛け回し、いつも遊んでいるらしい。