試合終了まであとわずか、3点を追う汐留大学のボールで試合再開。
スクラムから出たボールをパスでつなぐ選手が列をなすなか、大外に快速ウイング・ローザ。
相手ディフェンスも同様に列を作り、ローザには主将大八木自らがディフェンスにつく。
さらに、台場製鉄最後の砦となるフルバックにはこちらも快速・達也。
このディフェンスの網をかいくぐり、トライエリアにボールを持ち込めば5点が入る。


そして・・・「ピーーーーーー」
スクラムにボールが入って、そこからパスが出る。
流れるようなパスワークでボールがつながり、そして、ローザへ!
見事にパスを口で受けると一人抜き、二人抜きそのまま一気にトライエリアへ・・・が、前方に大八木の姿が!
その迫力に押されたか、トライエリアまであと5mの地点でローザはタッチラインの外へ。

ここまでか?と思った瞬間・・・
審判「台場製鉄ボールでラインアウト。」
と試合は続行。
奇跡の逆転勝利への望みをつないだ汐留大学。
相手チームのスローインで試合は再開。
すると、ボールは台場製鉄がキャッチ!
これは絶対絶命のピンチ!
台場製鉄の早いパス回しでボールは大八木に。
そして、達也にボールが渡ろうとしたところ・・・・