街の至るところにいる知られざる人々。
彼らはいつも同じ姿勢で同じ場所を見つめている。
天を仰いで喜びを体いっぱいに表現している銅像、
直立不動でただ前のみを見つめる銅像。
普段は気づかない彼ら銅像の仕草や様子を見つめれば、
そこには様々なドラマや歴史が刻まれている。
例えばこの銅像、日本初の実測地図を測量した伊能忠敬の銅像。
この銅像があるのは富岡八幡宮というところ。なぜここにあるのかというと、そこから彼の測量の旅の第一歩が始まったからなのである。
このように銅像には必ずそこにある意味がある。
ならば顔写真だけで銅像を探すことができるはず!

とある喫茶店、白のスーツに赤いネクタイできめた城島、そして個性派俳優として知られる高杉亘が入店。
続いて入ってきたのは黒いスーツで登場は山口達也とお馴染み田中要次。
それぞれペアとなり、探す銅像をチョイスする。と、
城島「なんスか、これぇ?」
城島・高杉ペアの選んだ銅像の顔写真は、ぽっちゃり系のおばちゃんのようなお顔。

そして達也・田中ペアも写真を手に取ると、
田中「・・・これ、人だよね?」
おかしな方向から首が伸び、我慢しているような顔の銅像。
首から下の姿勢が気になる不思議な写真だ。
山口「この体勢にヒントがあると思うんですよ」
首が太く、かなりムリな体勢をとっていると思われる胴体部分、達也の推理では体をひねるスポーツをしている銅像なのではとの意見。
体をひねる運動といえば、投擲競技である円盤投げや槍投げだが、田中さんがそれらしい姿勢をとると、まさにその首までひねられた状態になった。