一方、山形県ルートの達也と三浦さんは。
山口「すごい積もってる・・・すごいなここ!」
なんと、日も落ち暗くなった中、1m以上の積雪をかきわけていた。
だれも足を踏み入れていない深い雪に足をとられながらも目指す先には、
この厳しい環境だからこそ美味しくなる食材が待っているのだという。
そしてある程度進んだところで、今度はその雪を掘り始めた2人。
果たしてどんな食材があるのだろうか?

山口「土すらも出てこないですね・・・」
真っ白な雪を掘り進むが、なかなか目的の食材にが見つからない。
すると、
三浦さん「なんか、ワラみたいのが出てきたよ」
山口「あった、これだぁ!」

そのワラに包まれて出てきたのは白いくきの細い野菜。
山口「もうボロボロですよ?葉っぱとか・・・」

この雪に埋もれた野菜は雪菜と呼ばれ、秋に収穫したものを雪にうずめることで、葉にあった養分が茎に届いて独特の辛味と旨みを作るのだという。
そこで達也、さっそく茎をかじってみると、
山口「あまぁい・・・あっ、噛んでるとピリピリする!」
これで鍋の具材に新たな味と食感を加えた山形県ルートペア。
日は完全に暮れてしまったが、さらにもうひとつの食材である「もやし」を目指して、小野川温泉へと向かった。