国土の7割が山地である日本。この国の生活の一部ともいえる坂。
情緒ある尾道は急な坂道が多かった。坂だらけの町は長崎。
数々の坂に挑んできた男達。
そして、新たなる坂の旅が始まる。
『坂道で止まらずにどこまでいけるか!?』
今回の挑戦は山口、松岡、城島の3人。

舞台となるのは広島県福山市・鞆の浦。鞆の浦は瀬戸内海の中心に位置し、潮の流れが変わる場所でも知られている。潮の流れにのって航海していた中世の頃より、潮待ちの港として栄え、今もなおその姿を残す。
この地の坂道は細く入りくんでおり、行き止まりや急斜面も多い。
ルート選びが鍵となる。スタートは瀬戸内海国立公園後山展望台。ルールはスタート時以外はペダルを漕いではならない。足を着いてはいけない。交通ルールを守って進む事。
目指すは海。辿り着けるか!?

3人一斉にスタート。早くも松岡はグリーンラインを右。山口、城島は左へと分かれる。急な坂を軽快に松岡。城島はキーキーとうるさいブレーキ。すると、前方に急カーブ。
城島「シゲちゃんマンカーブ!」
軽快な身のこなしでカーブを過ぎると見えてきたのは海景色。
一方の松岡は未だ海は臨めず。
そして城島と共に坂を下っていた山口は険しい山道へと入り、これで3人分かれた。