2006年1月も半ば、厳しい寒さの続くDASH村。
しかし今年は、例年にはない体を温めるこれがあった。
それは、村の米から作る日本酒。それは昨年の苗作りの段階から、出来る限り大きく酒作りに適した米にと育て上げたものだった。

順調に生育した昨年の男米。精米も終えた11月、31kgの酒用の男米を使い、はじめての酒作りが始まった。うまい酒を作るため、城島・達也がまず訪れたのは「馬場酒造本店」。創業280年を誇る老舗は、明雄さんが若いころから親しいという昔ながらの造り酒屋だった。

「杜氏」と呼ばれる酒作りのプロにお世話になり、一から酒を作ってゆくことに。まずは31kgのうち6kgを洗い1時間ほど水に浸す。そしてそれをさらに1時間蒸し上げる。ここで登場するのが「種こうじ」。これを蒸した米にふりかけ48時間待つことで菌糸が育ち「こうじ」となる。