長瀬「裸!?ふんどしだよ!ふんどし!!」
なんと海岸にはふんどし一丁で立ち尽くす男性の姿が!さらに先ほどの海上の旗をよく見ると、その旗を泳ぎながら支えている人が!
これは気になるなんてもんじゃない!さっそく話を伺ってみると。
「これは、泳法の練習をやってるんです」
とのこと。それは山内流古式泳法というこの地に伝わる古来からの泳法。

自転車を漕ぐような要領で泳ぐこの方法は、そのままの状態で手や頭を自由に動かせるため、かつては水軍などで活用されていた。
しかしこの2月の寒空の下、ふんどし一丁でしかも海にまで入るとは、かなりの心意気。
達也も試しに足だけ浸けてみるが、これはちょっとやそっとで何とかなる冷たさではない!

師範いわく「気合いだ!」とのことだが・・・。
男たちの気合いは少し足らなかったが、だん吉ともども見学だけさせていただいただけでもその凄さを感じるには十分であった。
長瀬「なんか・・・急に冷え込んだ」
と、それは寒中水泳を見たからではなく、そろそろ陽が傾きかけてきていたのだった。