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気球、それは空気の浮力を利用して宙に浮き、風を動力にして飛行する乗り物。
その歴史は古く、1783年フランスのモンゴルフィエ兄弟により発明された。
当時は、ワラを燃やして飛ばしていたという。
簡単な作りで空中散歩が可能なこの乗り物で、陸路と対決し勝つことはできるか!?
舞台となるのは、北海道十勝平野。土地の13%が平地であるため、気球の飛行にはもってこいのこの場所で、気球vs陸路の対決が始まる!
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気球に乗り込むのは、長瀬。スタート地点の上音更小学校から、直線距離20km先のゴール地点を目指す。
だが、その間には平地に横たわる山をひとつ越えなければならない。
そして対するは、達也の陸路ルート。はじめての地でどんな交通手段があるかもわからないが、風まかせの気球には負けられないと意気込む。
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雪の残る北海道、まだ空も白む午前6時にスタートした2人。
さっそく気球に乗り込んだ長瀬だったが、この時の風はゴール方向に向かって風速約1メートル。
文字通りの追い風だが、その勢いに多少の不安が残る出発となった。
一方達也も雪のなかを駆け出すが、見渡す限りの雪原に途方に暮れるばかり。ようやく道路に出たものの、車もまったくと言っていいほど通っていなかった。
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