白い雪がまだ残るDASH村では、麦芽の水飴と甜菜の砂糖でつくる飴玉づくり。
とろりと溶けた水飴に、清涼感が凝縮された薄荷オイルを加えたら、スーッと爽快!
手作り薄荷飴。しかしここに至るまでは、多くの苦労と手間が必要だった・・・

時はさかのぼり、昨年5月。
明雄さんが持って来てくれたのはシソ科のハーブである和種薄荷の苗。
薄荷は種からも育つが苗から育てた方が丈夫に育つという。
薄荷オイルは薄荷の葉の全体からわずか2%ほどしか採れない。
オイルを抽出するには多くの薄荷が必要。すくすくと沢山育つのか!?

天候にも恵まれ、無事に育った薄荷。
そして夏。燃え盛る真夏の太陽のもと、薄紫色の花を咲かせる。
この時期の薄荷は最も栄養分を含み、油もたっぷり。
まさに収穫には絶好のタイミング。
早速、刈り入れ、そして蒸留!といきたいところだが、油の質にこだわるなら、ここは我慢し、屋内で陰干しすることに。収穫した50束、いい枯れ具合になるのを待つ。