少子化の影響を受け閉校になる小学校が後を絶たない。
そして神奈川県相模原市にある小渕小学校もその煽りを受け、この春135年も続いた長い歴史の幕を閉じる事に。しかし閉校と共に思い出つまったその校歌まで歌われなくなってしまうのはなんとも寂しいもの。ならば!と立ちあがったのは、城島と太一。
‘とある方法'を使って校舎に校歌を残すという。
果たして、その方法とは、どのような方法なのか!?

先生「今日は、特別授業がありまーす!」
先生に招かれ、児童たちが待つ教室へ入る城島と太一。
突然の二人の訪問に大興奮の生徒たち。
城島「紙コップを使って、蓄音器のように音を残せるのですよ!」
一体全体、紙コップでどのようにして音を残せるのか!?

小渕小学校を訪れる前、城島と太一は学研科学研究所所長の湯本博文さんを訪れ、紙コップで出来る蓄音器の仕組みを教わっていた。
マイク兼スピーカーとなる紙コップ。その底の部分で音を感じ、その振動を針の先に伝える事により盤に音を刻む。そして音を発する場合はその逆で、盤に記録された音情報を再び空気の振動に戻す事により、音が再生されるという。