現在のように写真やテレビのなかった一昔前。
便利に色が出せる絵の具が無かったため、天然の顔料を用いて、美しい風景や人物などを描き、後世に伝えてきた。
そこで!今も残る昔ながらの天然顔料を集め、絵画を描く。
挑むのは城島と達也。
果たして、天然の顔料を集め、絵を描くことは出来るか!?

荒俣美術館館長から見つけるように命じられたのは、東洲斎写楽が描いた「市川蝦蔵」の絵にも使われている、黄、黒、白、そして、聖書にも使われている紫。計4色を2人で手分けして探していく。

まずは達也。紫色を探しに行く。原料となったのは貝紫という色が採れる貝。
そこで千葉は夢紫美術館に向かい、その貝について調べることに。
館内には貝紫の染色による江戸友禅染の着物、染絵額、などが展示されていた。
館内の方に話を伺うと、貝から採れた紫色はクレオパトラも愛した色だという。その貝は富津の海で採れるアカニシ貝。早速向かうことに。