12月も終りに近づき、町はすっかりクリスマス一色に染まり、すっかりお祭りムードが漂うこの季節。
一方、茂子家では…
茂子「いや〜気ぃついたらもう年末やなあ〜。うちも来年で40歳や」
と、そんな茂子に子供たちが…
子供たち「母ちゃん、クリスマスやろうよ!!」
今年1年、何もしてあげられなかった子供たち。
茂子「じゃあ、家でもクリスマスパーティやろうか!!」
子供たち「うん!!」

果たして、茂子が贈るクリスマスパーティとは一体!?

早速、クリスマスパーティの準備に取り掛かる茂子。
クリスマスと言えばクリスマスツリー。しかし茂子家には無い。そのため茂子が使ったのは、子供たちが近くの商店街の組合からもらってきた、今は使っていないモール。
そのモールを、割りばしにまきつけてクリスマスツリーを作った茂子。3時間かけて作ったものだが、子供たちの反応は…。
子供たち「母ちゃん、これだけ?」
茂子「ただのクリスマスツリーやないで!!」

そして、完成したモールのクリスマスツリーに、何やら透明な液体を塗り始める茂子。
茂子「これでちょっと待っとくか」
そう言って、ツリーを放置し、じっと見つめている茂子。
子供たちもツリーを見つめる…と、何やらツリーに変化が!!
茂子「ほら、ちょっと変わってきたで」
子供たち「白くなってきた!!」