まず、達也が訪れたのは名古屋テレビ塔。
達也「エレベーターの動力見せてもらえますか?」
お目当ては、一度に16人もの人を持ち上げる事の出来るエレベーターの強力なモーターだった!
機械室に案内してもらうと、重低音を響かせながら稼働する巨大なモーターが!
力を表す目安の馬力は17馬力。
しかしここで問題が、
達也「人の頭の上には乗せられないですよね?」
エレベーターのモーターは、重量200kgと重すぎて、タケコプターの動力には適さない。
と、ここで職員の方によると、自動車などに使われているエンジンの方が小型で高出力であるとのこと。
それを聞いた達也が向かった先とは?

一方、こちらはタケコプターに適したプロペラを探す城島。
城島「扇風機とか風来るよな」
まずは身近にある製品をプロペラに代用出来るか試してみる事に。
城島「よいしょ!」
棒の先端に扇風機の羽根を付けて回してみるものの、その場で回転するだけで、浮く気配もない。
つづけて、エアコン室外機のファン、空気清浄機のファン、シーリングファンと試してみるがどれも結果は同じ。
城島「飛行機用のプロペラはどうやろ?」
ラジコン飛行機で使われる木製プロペラを先ほどの要領で飛ばしてみる。
城島「おお!」
プロペラが回転すると同時に、約1mふわりと宙に浮きあがった。
その姿はまさにタケコプターそのもの!
城島「何で浮くんかな?このカーブがポイントか?」

城島が注目したのはプロペラの膨らみ。
その着眼点は素晴らしく、まさにこの膨らみによってプロペラの表面を流れる空気に速度の差が生じ、『揚力』と呼ばれる浮き上がる力を得る事が出来るのだった。
珍しく勘が冴えわたる城島、このまま順調に空を飛ぶ事が出来るのか!?