松岡「いやー、お疲れさん」
達也「いよいよだねー」

南へ1000km、小笠原諸島も巡り、東京
芝浦埠頭へ戻って来たソーラーカーだん吉。
いよいよゴールへのラストランが始まる。
日本一周ひとふで書きの旅が始まったのは、2002年11月。
松岡「(日本一周スタート時)25歳と30歳」
今や松岡が33歳、達也は38歳と、だん吉と共に旅をした年月の長さを感じさせる。
松岡「いやー、色々あったな」
達也「行こうか!」

ゴールは5人全員で。どこで合流するのか!

2001年11月、だん吉との出会いはオークション会場だった。
その場で一目ぼれしただん吉を、達也と松岡が競り落とし、自らの手でソーラーカーへ作り変えた。

2002年の秋、東京・晴海をスタートしたソーラーカー日本一周ひとふで書きの旅。
最初の県境はスタートから29km、旧江戸川に架かる舞浜大橋だった。
千葉県へ入り、木更津市で初めてのトラブル。振動でバッテリー内部がショートしてしまった。修理と補強で何とか危機を乗り越えた。
さらに北上、関東を抜けて宮城県では、日本三景「松島」の眺め。さらに北上で青森県大間港からフェリーで北海道へ。
東京スタートから1年あまりで日本最北端、宗谷岬に辿り着いた。
ここで折り返し、だん吉は日本列島を南へ向かう。北海道をぐるりと一回りで、走行距離は4537km。