“パラフィンパック"と呼ばれるロウのパック。
元々パラフィンは100年程前からヨーロッパで温熱療法にも使用されてきた。使用する原料は、通常のロウよりも融点が低い46度。
少し熱めの温度でパックすれば、体の芯から発汗を促し、ほぐした脂肪を燃焼しやすくしてくれる。
城島「あっつ、あっつ!寒い冬場熱湯ぶっかけた感じ」
ロウの熱さに、ここでも悶絶。だが、重ねるほどに熱さは消え、体の裏表、隅々まで塗ったころにはロウが固まり始めた。
15分後、パックを外すと日頃から汗をかかない男の体は汗だくに。
そして、ウエストは76センチと、マイナス3センチのダウンに成功!

続いては、背骨の歪み矯正。元々ガチガチの体に加え、猫背。年齢とともに筋力も衰えた体は、腰痛の自覚症状もある。
そこで、タイ伝統の技を求めて、タイの医学を日本に紹介してきた第一人者、大槻先生を訪ねる。
その伝統は、筋肉、血流、呼吸の3つのバランスを整えることで、健康を維持するという考えの基に行われるマッサージ。
現時点での城島の身長は、169.5センチ。この身長が後で変化するという。
まずは、猫背のラインに沿ってペンで印をつけ、背骨の歪みを確認。
これを改善するには、タイ伝統の器具を使った療法で。

タイの雷が落ちた木で作った器具を使う特殊な方法。焦げ目の付いたタマリンドの木には、雷のエネルギーが宿るとされている。
リムと呼ばれる杭と、ホアコーンと呼ばれる木槌で全身のツボを叩いて、筋肉をほぐし、緩めるのが“トークセン"。
背中の特に腫れが見られた、腰の右側と肝臓裏の2か所を重点的に打っていく。
城島「あー、効くなこれ」
悪い部分を打たれると「体内で響く」感覚がある。