めぐる季節に吹く風も様々だが、それは時として煩わしい…
気まぐれの風は、せっかくのヘアースタイルを乱す大敵。
アイドルならば、いかなる状況でも乱してはならない!
そこで、“風に飛ばされずに海まで行けるか!?"
今回挑むのは、アラフォーアイドル城島と達也。
微風でも毛が吹き飛ぶ特性の“かつら"を装着し、風を回避すべく、電車やバスなどの公共交通機関をフル活用!
毛を残してゴールまでたどり着くことはできるのか!?

かつらは、創業明治35年の名古屋『京屋かつら』特製。
600束の毛は、風速1.6m/s(気象庁風力階級2)で吹き飛んでしまうつくり。
舞台は、港町神戸。そこは、季節を問わず吹く「海風」と、冬の時期には明石海峡で増幅する「西風」、さらには山にぶつかり加速する「六甲おろし」が吹きすさぶ、風のるつぼ。
六甲山の山上に位置する六甲山人工スキー場をスタートし、直線距離11km先のみなと近く、ポートタワーのゴールを目指す。

かつらを装着した二人は、まず風力1程のゲレンデから山を降りるためのバス停へと向かう。
ポートタワーまでは、携帯する風速計で風の具合をチェック。
落ちてしまった毛は、美容師が回収してカウント。
城島「ゆっくり歩かないと危ない」
と、さっそく1.6mを超える風が二人を襲う。
達也「絶対ゴールできない!」
さい先悪く、早くも数束の毛を飛ばされた二人は慎重に進む。