立ち会いの重要なポジションは二つ。
神輿の後ろ、相手に近い側に立つ“花持(はなもち)”は、
スタート時いち早く神輿を持ち上げて、引き易いよう前傾姿勢を取らせ、
位置を調整する役割がある。もう一つが、みこしの前に立つ“引手(ひきて)”。
相手に持って行かれないよう、みこしを引いて、
重心を下げストッパーの役割を果たす。
長身の長瀬が花持、重心が低く腕力のある弘道お兄さんが
引き手を担当することに。

1チームは総勢8人。DASHチームは長瀬・弘道の二人に番組スタッフ、
地元の大工、JA職員の方などを助っ人に加えて、チャンピオンに挑む!
チャンピオンは大会3連覇中の“天下島白山”。
長瀬と弘道お兄さんに迫力の立ち会いを見せる。
長瀬「危ないですよ…ケガします」
ではケガをしないように、弘道お兄さんのストレッチ。腰を入念に廻す。
いざ勝負!総重量ではやや有利、立ち会いをしのげば勝機アリか?!

スタート!立ち会いは何とかこらえた!
DASHチーム、重い重量を利用して引きたい!
が、天下島白山の神輿は全く動かない…。
徐々に、みこしを持っていかれるDASHチーム!
声を出して息を合わせるが…チャンピオンには歯が立たなかった…。
長瀬たちの腕には、神輿を支えた痕が赤く残っていた。
長瀬「(チャンピオン達が)法被だけでやってるのが考えられない…」