話を聞いてると、次の問題行動が始まった。
遊んでくれるまで吠え続け、遊んでも延々続くという。
そして、愛さんがまた吠え、その声にポシェも呼応する。
更に興奮して 愛さんにも突っかかる。
暴走ポシェが、唯一静かになるのが、愛さんが抱っこした時。
17kgのポシェを繰り返し抱っこ。その為、慢性のぎっくり腰になってしまった。
しかし、問題はもちろんポシェだけでなく…。
達也「一番の問題行動は愛さんだと思う」
ポシェの問題行動には、外に出た後脚を拭くのを極端に嫌うとのことだが、家にあげてもらった時に達也は気づいていた。
ポシェの骨格を無視して、自分のやりやすいように、脚をあげ拭いていた。
互いに一方通行のコミュニケーションが問題行動の原因。
ポシェを理解し、ポシェに理解してもらうため、トレーニング開始!

今回も、ドッグトレーナーの辻村愛先生を頼って、富士の麓にある、山中湖村ドッグリゾートワフで愛犬とのコミュニケーションを集中トレーニング。
そして、逸見家のテーマは『飼い主の意識を変える』。
辻村さん「犬は飼い主さんの鑑(かがみ)」
愛さんの叱るという行為は、ポシェにとっては叱る声ではなく興奮の合図。
そして ついには、無視をすることを覚えてしまった。
ポシェは、自分の興味がある音には反応する。
つまり、飼い主の声に反応すると いいことがあると覚えてもらう。

トレーニング@声を意識させる。
飼い主の声を意識するようになれば、指示を聞いてくれるようになる。
大きな声やしぐさが激しすぎて犬に伝わっていない。犬は耳で飼い主の声をちゃんと聞いているが飼い主は気付いていない。
名前の呼び過ぎ、などがあげられる。
改善方法として、歩く時、犬の名前を呼んで、向きやすいタイミングに優しくよびかける。犬の首が上がり、飼い主の顔を見たらご褒美(おやつ)をあげる。
指示に従えば飼い主がいいことをしてくれる存在だと認識してもらう。
繰り返し意識させれば信頼関係がより深く築ける。
一方的でなく ポシェの行動を注意することが大事。