続いて訪れたのは、ショッピングモール。
ここでは様々な刺激に慣れさせ犬を社会化させるトレーニングを行う。
ショッピングモールでは、色々な音やにおい等様々な誘惑があり、その環境に慣れるようにトレーニングをする。エレベーターやエスカレーターの乗り方、車椅子の人用のボタンを押すトレーニング等を行う。犬に声をかけながら、ショッピングモールにいる子供から大人まで様々な人と触れ合う。
こうして、様々な刺激に慣れさていく。
達也「ショッピングモール全体が協力して、トレーニングをして、皆で育てる」
街全体が犬のトレーニングに協力し、温かい人たちの力によって穏やかで優秀な犬が育てられていく。
次のトレーニングは、マウイの青い空と日差しの降り注ぐ海辺。
水に怖がらないようになるためにトレーニングなどが行われる。
様々なトレーニングを経て、優秀で穏やかな犬が良い環境の中で、人と犬との絆を育みながら成長していく。

さらに、達也が訪ねたのは、トレーニング施設を卒業し、ハワイ唯一の小児病院カピオラニ・メディカルセンターに勤務するタッカーとハンドラーのウェンディ・ハーシュ先生。
ここでも、常勤セラピー犬と病気に立ち向かう子供達の姿を見ることができた。
そんな彼らの姿を見て、達也は…
達也「僕達は命をあずかっているのだと思います。命を慈しみ共に生きる。あなたとあなたの犬が幸せなら、きっと幸せのリレーができると信じています。出会ったみんなに感謝します。ありがとう」
常勤セラピー犬の姿を通して、改めて、人と犬の絆の強さを感じた達也だった。