城島が飲んだこの液体は、ゴームートラという、牛の尿。
ゴームートラは、牛の尿を蒸留したもので、インドでは飲み薬や洗剤、傷薬など多くの物に使用される万能薬である。
ならばお風呂に入れてみるが、色などに変化はなく、ほのかに香りがするだけ。
10分入浴後、肌の状態を見ても、椿油などのなめらかさは無く、水道水とあまり変わらない。
だが水分量は70%台と高め。見えない効果があるのか!?

計測開始後、水道水を抜くが、数値は下がる一方。
水道水の記録は抜くも、4か所の数値は下がり、結果は54秒とあまりふるわなかった。
前田先生によると、「尿素は古い角質を溶かす作用がある」とのこと。
古い角質が溜まっている中高年には保湿力よりも、古い角質を溶かすはたらきが強く、タイムが伸びなかった。

続いて登場したのは、生きた化石といわれるヌタウナギ。
おもに深海で生息しており、3億年前からほぼ姿を変えていないと言われ、攻撃や防御の際に、体の穴から、強い粘液を出す。
そのヌルヌル粘液をお風呂に入れて保湿実験。
ヌタウナギの粘液には、納豆などのネバネバ成分で知られる、ムチンが豊富に含まれ、保湿効果が高いとされる。