続いては、網に残った出荷サイズのウナギを、“胴鰻(どうまん)"と呼ばれる運搬用の篭に移す作業。
胴鰻を水の中に沈め、手でウナギを誘導しながら、胴鰻の中へと傷つけないように捕獲していく。
英徳さん「少なくてもいけないが、多すぎてもウナギが弱ってしまう」
とにかくやってみる太一だが、予想以上に上手くすくえない。
一方の長瀬は、一生懸命考えながらの実践。
時間はかかったものの、何とか作業終了。

続いては、輸送の為に胴鰻の中で暴れるウナギを大人しくさせる作業。
それはウナギの入った胴鰻をそのまま氷水へ浸ける、というもの。
目安は2分間、氷水に入れる前と比べると、
長瀬「ウナギが固まってる!」
人間でいうと寒くて動けない状態。
そして、大人しくしたウナギをトラックへ積み込み、走ること3分。

着いたのは「選別場」と呼ばれるウナギを大きさ別に分ける場所。
ウナギは通常1kg単位で出荷される。
3匹で1kgになればLサイズ、4匹で1kgになればSサイズといった具合。
ここでは10年以上のキャリアを持つ職人、小林幸人さんの目と指先の感覚だけで選別が行われている。
太一、長瀬もその選別作業にチャレンジ!