創業77年『味の老舗 青山』、時給は750円から。
えびのシーズンである4月から9月にかけて生産のピークを迎える。
作業を始める前に、その味を確かめるてみると、
太一「エビの香りがいいね!」
青山のえびせんべいは一枚一枚、職人が焼いた手焼き。
エビそのものの味と香りがしっかりと感じられるのが特徴。
100g20枚で1050円の高級品。

最初の作業は、原料となるえびの殻むき。
作業場では大量のえびをむく従業員の方々。
こちらでもまた、職人技が冴えていた。
新入りアルバイト長瀬は、殻むきにがんばっても30秒かかる。
しかし青山社長の手にかかると、一匹にかかる所要時間がたったの2秒!
さらに、殻がえびの形を保ったままの状態!
太一「えびの脱皮状態みたい!」

小さなえびは頭だけ取って殻つきのままとし、ミンチに加工。
これが、独特の風味と甘みの正体。
そしてミンチとむいたエビ、さらに企業秘密の調味料を加えて混ぜ合わせる。
配合は代々社長だけに伝わる秘密、これがえびせんべいのタネとなる。
その手触りは、
太一「たまんない、この柔らかさ」
長瀬「これがおせんべいになるって想像できない」