そもそも玉ねぎには、私達がよく目にする黄玉ねぎの他に、赤玉ねぎ、白玉ねぎの3種類がある。
試しに食べ比べてみれば、その差は歴然。
まず、よく見かける黄玉ねぎを生でかじってみる。
松岡「これは辛いっ!」
続いて白玉ねぎを生で頂くと、
松岡「甘い!梨みたい」
達也「これは、生で食べたくなるわ」
松岡「オニオンスライスにして鰹節かけて食べたら最高」

玉ねぎには血液をサラサラにするといわれる「硫化アリル」が、豊富に含まれているが、加熱調理をすると半減してしまう。
つまり、生で食べられる白玉ねぎは、より沢山の硫化アリルを吸収するといわれている。
さらに、畑の土壌は、土ではなく砂!
このすぐ近くには、日本三大砂丘の一つと言われる中田島(なかたじま)砂丘があり、海に面した砂地に畑が作られている。
そしてこの浜砂が、白玉ねぎをより一層美味しく作ってくれる。

村松さん「玉ねぎっていうのは、水はけがいい所がいい」
玉ねぎは、土の中に水分が多すぎても、少なすぎてもうまく育たない。
その点、松村さんの畑の土壌は、
達也「(砂を触って)サラサラなんだけどしっとり、でも粘らない」
さらに植物は、砂地のように簡単に水分や養分をとれない厳しい環境だと、実の中に甘みや水分を溜め込もうとする性質があるという。
その証拠に、必死に水分や養分を集めようとし、根をとても長く張っている。
DASH村の玉ねぎと比べてもかなり長い。