江戸時代、魚市場は日本橋にあり、東京湾では中国にフカヒレを輸出するため、サメ専門の漁が盛んに行われていた。
一方で、ヒレを採り終わった後の余ったサメの身を有効活用するため、日本橋にたくさんあった練り物店が生み出したのが、はんぺん。
木村さん「サメでちゃんと作ったはんぺんって本当美味しいんですよ」
しかし、最近は食べられることが少なくなってしまい、東京湾で数が増え続けているという。

本当に東京湾にサメが増えているのか!?
木村さんの東京湾仲間、宍倉さんに案内してもらい、DASH海岸の沖へ!
宍倉さんが行なっている底引き網漁とは、全長25mの網を水深約15m下まで沈め、船を移動させながら引きまわす漁法。海底から3m位の所に棲む海の幸が獲れるが、このあたりは、

木村さん「シャコを獲るのが有名な所です」
このあたりで獲れるのは「小柴のシャコ」と呼ばれ、江戸前のすし種として知られるが、最近漁獲量が減り、ブランド品となりつつある。
しかもシャコはサメの大好物だという。
達也「生態系のバランスが難しいんだ」