春先から暴風が続発した今年は、東京都心でも最大瞬間風速28.6mを記録した。
しかし、季節による風以外にも、高層ビルによるビル風など、都心では強い風の吹くスポットはたくさんある。
ならば、そんな町に吹く身近な風に乗って、人間も飛べないものか?
あの不思議な動物みたいに―
「空を飛びたい!」そんな人類永遠の夢に城島茂42歳が挑む!
“モモンガのように町の風でどれだけ飛べるか!?"

まず、城島は長瀬と共に、巨大送風機で、今年の東京の最大瞬間風速と同じ、28.6mの風を体感してみる。
二人は立っているのもままならず、城島は身ぐるみはがされる寸前…。
持っていた傘は、原型を留めないほど破壊されてしまった。
長瀬「これは期待(記録更新)できるかもしれない」
そして、モモンガになりきるため、特注のモモンガスーツを身にまとい、準備万端のアイドル・城島。
町中で強風が吹く場所を探し、この格好のまま、真上にジャンプして風の力だけでどれだけ飛べるかを測定する。

次に、より遠くへ飛ぶため、本物のモモンガから飛び方を学ぶ。
木から木へ飛び移った姿をスロー映像で確認してみると、多くの風を受けられるように、大きく手足を広げているのが分かる。
つまり長く飛ぶためのコツは、手足を出来るだけ広げ、風を受けること。
飛び方がわかったところで、まず向かった強風スポットは、東京・お台場。
この一帯は、海風を受ける上、立ち並ぶビルによるビル風も期待できる、条件のそろった強風地帯。
風速10m以上の風が吹く日が、年間60日以上もある。