男三人でじゃれ合っていたが、まだ遊び足りないようで、
松岡「飛び込みしようぜ」
しかし、岩場は水深が浅く、海底も岩だらけで危険。
そこで、沖へ出て、舟から直接飛び込んでみることに。
舟首から、まずは松岡が前宙で、続いて達也がバク宙で飛び込む!
トリはカナヅチ・城島だが、ここで松岡が思いつく。
松岡「ビョーンと(跳ねて)飛びたいね」
イメージは、映画「グーニーズ」に登場する海賊船のせり出した板から飛び降りるシーン。

残っていた足場板を使って、あのシーンを再現したい!
早速、舟の上に板を横に渡し、これでビョーンと飛ぶ準備は整った。
松岡「(城島に)板の先っぽ、乗って乗って」
城島、ここは男気の見せ所。
達也と松岡が反対側に座って、バランスをとりつつ、恐る恐る板の先に進んだ城島が…ジャンプ!
が、案の定、重さと衝撃に耐えられず、板は真っ二つ!
そして、三人仲良く、海に転覆。

束の間の休息はここまで。
基地作りをはじめ、無人島の開拓には、やらねばならぬ事がまだまだ。
と、珍しく険しい表情で、海を見ていたのは長瀬。
というのも、周りを海に囲まれた無人島では、食料のほとんどが魚・貝・海藻などの海の幸。
砂浜では、浅い砂地にメバルやキヌバリなどの小魚が数多く棲み、小島の北側の海では、岩場にイシダイやクロアナゴが身を潜めていた。
確かにこれまでは、運良く魚を捕らえる事が出来てきたが、この先も獲れる保証は無い。