一方、伊勢うどんをあきらめた城島がやって来たのは、志摩市磯部町。
道の駅で見つけていた、お目当ての食材があった。
それは、この地域に江戸時代から続くという『さわ餅』。
一体どんな餅なのか?そして捨てる部分はあるのか?
製造元の竹内餅店へやって来ると…
城島「あっ!営業中。やってる!良かった」

早速、社長の竹内さんにお話を伺う。
竹内さん「磯部の伊雑宮という御田植祭をする神社がありまして、そちらのお祭りで使われているお餅なんです」
さわ餅の名の由来は、祭りの中で、竹を奪い合う『竹取り神事』という行事の『竹さお』の『さお』が『さわ』に変化して、「さわ餅」と名付けられたといわれている。
そんな貴重な祝い餅、捨てちゃうところなどあるのか?

城島の突然の訪問に、竹内さんはさわ餅の取材だと思っていたようだが、城島の説明を聞いているうちに…
竹内さん「あっ!0円食堂、見た事ありますよ!」
事情を知った竹内さんが作業場から持ってきてくれたのが、いつもは処分する予定だったという、さわ餅の切れ端。
もち米の生地を形成する際に、どうしても余ってしまい、処分してしまう部分だという。
竹内さん「再利用できないので、どうぞ」
城島「こんだけ食材頂いたら、さわ餅メインで考えられる!」