2014年1月19日 放送内容DASH 0円食堂 ~鳥取県~

日本全国捨てちゃう食材探して料理旅!DASH0円食堂!
今回、相棒のキッチンカーと向かった先は、鳥取県!
城島「0円食堂では、初の日本海!」
と、いう事で狙う食材はもちろん、
長瀬「海の幸!カニだ!」
実は、3年前にロケで鳥取県を訪れ、名物のズワイガニを堪能していた長瀬。
今回も、絶品のカニを味わう事ができるのか?
しかし、この日はあいにくの雨模様。おまけに、
長瀬「しかも、鳥取県は人口が少ないらしいですよ」
鳥取県の人口は、約59万人と全国最下位。
0円食材をくださる方に出会えるのか?
さらに、鳥取県の方達は、とても親切で真面目で助け合い精神が強いが、引っ込み思案で消極的な方が多いという研究結果も…。
長瀬「まずいぞ…」
やって来たのは、日本海に面した琴浦町の、道の駅「ポート赤碕」。
市場のように活気あふれる琴浦町周辺の文化、情報の発信基地。
毎朝、日本海で水揚げされた新鮮な魚がおよそ40種類。
さらに、今が旬の高級松葉ガニや干物など水産物の加工品が様々。
ここで0円食材のヒントを見つけたい!
早速、その入り口で2人が目にしたのは、
長瀬「なんか、すっげぇ勢いで回ってるよ」
それは、イカ、カレイ、ノドグロを高速で乾燥させる機械だった。
店の中に入ると、『あごのやき』という、トビウオのちくわを発見。
漁業が盛んなこの地域では、昔から余った魚をちくわに加工しており、町内には創業100年を超えるお店が4軒もある。
長瀬「加工品で端くれだったり無いかな?」
狙うは、加工の際に出る切れ端か?
そして、長瀬がどうしても狙いたいのは…
長瀬「やっぱり良い値段するんだね、松葉ガニ」
狙うは、水揚げした時に取れてしまったカニの脚か?
店員さんによると、松葉ガニが水揚げされるのは、鳥取県境港市にある境漁港との事。
境漁港は、日本海屈指の港として、カニの水揚げ量は全国1位。
高級松葉ガニの漁も、今が最盛期。
長瀬「じゃあ俺、港行こう」
長瀬は、松葉ガニの捨てちゃう所を求めて、境港市へ。
一方、城島は、あごちくわの捨てちゃう所を求めて高塚かまぼこ店へ。
城島「揚げたてのええ香りがする!」
早速、社長の高塚さんにお話を伺う。
城島「どんな感じなのか、見学とかできたり…」
高塚さん「どうぞ」
今回も、趣旨を説明できないまま、案内して頂いたのは、製造加工場。
こちらでは、長芋のかまぼこ、白ちくわ、魚のすり身で作ったお魚ウィンナーなど、30種類以上の練り物の加工品を作っているという。
その過程で、切れ端が出るというが。
高塚さん「切れ端は、お店でサービスでお客さんに差し上げています」
切れ端は無料でお客さんに提供するほか、試食用として店頭でも使われているという。
諦めきれない城島が、目を付けたのは、白ちくわを作る際に使う棒で、ちくわがわずかに付いたまま。
城島「これはどうされるんですか?」
高塚さん「これは掃除してキレイにします」
そう、城島の狙いは、棒についたわずかなちくわ。しかし、
高塚さん「魚の肥料とか、エサとかになるんですけど」
お客さんにもサービスで出せない物は、冷凍保存され、専門の業者が引き取り魚のエサなどに再利用されているという。
城島「無駄がないですね…」
こちらでは、捨てる部分は一切出ないという事。
これには、城島も諦めざるを得ない。
その頃、長瀬は松葉ガニの捨てちゃう所を求めて、境漁港へ。
その途中に立ち寄った、境港さかなセンターで働く店員さんにお話を伺うと…
店員さん「あれだ!0円食堂!」
0円食堂の事をご存じのようで、スルメイカの足の部分を持ってきて頂いたが、これはサービスでお客さんにあげているものだという事で、0円食材としては認められず。
長瀬「ここには無いかあ…」
その頃、城島は、旬のブロッコリーを探していた。
鳥取県はブロッコリーの名産地。降水量が多く栽培に適した環境で、甘く美味しいブロッコリーができる。
しかし、畑を見つけたものの、人の姿が見えない。
ようやく発見できたのは、イチゴ農家の村上さん。
しかし、今回も何も説明できないまま…。
案内にして頂いたのは、イチゴの選果場。
こちらでは、サイズなどによりA級品、B級品などに選別を行う。
すると、城島が見つけたのは、選別後のカゴの中にある、青いイチゴ。
城島「この青いイチゴは?」
村上さん「それは摘果(間引き)したイチゴなので捨てます」
こちらでは、イチゴを甘く大きくするため、ひと枝に5つ以上実が付いたら6つ目を摘果する。
取った青いイチゴは、使い道もないため処分しているという。
こうして、摘果した青いイチゴをゲットできた!
城島「良かったぁ!初ゲット!」
その頃、長瀬は、まだ境漁港の直売所。
カニを諦めきれず、その足で向かったのは漁港。
水揚げ作業中の漁師さんにお話を伺うが、0円食材は見つからない。
そこで、城島に連絡を取ると…
城島「こっちは、今、鳥取牛をゲットした」
それは、とあるお肉屋さんで頂いた0円食材。
しかし、その後確認した所、映像使用はNG。
一方、長瀬も
長瀬「ゲット!」
漁師さんからボロボロに傷ついてしまったウマヅラハギをゲットしたが、こちらもその後確認した所、映像使用NG。
城島は、ブロッコリーを求めて琴浦町。
一方、ブロッコリー畑で収穫作業をしていた農家さんを発見。
城島「収穫の際に、これは捨てるっていう物って出てきたりするんですかね?」
福本さん「今の所、無いですね」
ブロッコリーは諦めるしかないのか…?
一方、境漁港から琴浦町に戻ってきた長瀬は、トマトを作るビニールハウスを訪ねていた
長瀬「捨ててしまうようなものとかないかなと思って…」
すると、
農家さん「こういうものしかない」
それは、割れたり傷がついてしまって商品にならないミニトマト。
琴浦町赤碕は、鳥取県一のミニトマト産地。
海沿いのため塩分を含んだ土壌が甘く美味しいトマトを実らせる。
ただし、寒さで実割れしたり落ちて傷ついたものは、すべて処分される。長瀬「処分するのであれば、頂けないかなと」
入江さん「いいですよ」
こうして、名産のミニトマトをゲット!
その頃、城島はブロッコリー農家さんに出荷作業場を見学させて頂いていた。
出荷サイズは、長さ16cmと決められており、茎の部分は切り落とされる。
城島「茎は捨てる感じですか?」
福本さん「捨てる感じです」
捨ててしまうというブロッコリーの茎をゲット!
こうして、鳥取県琴浦町周辺で探した捨てちゃう所は過去最少6品。
その食材で、長瀬が考えたのは、ウマヅラハギのしゃぶしゃぶ。
境漁港で頂いたカニの甲羅に、お酒とウマヅラハギの骨を入れ、沸騰させて出汁をとる。
これに、醤油で味を付け、トマトを加えて、弱火で煮こんで、つけダレに。
こうして、1品目の『ウマズラハギのしゃぶしゃぶ和風トマトダレ~ズワイガニ風味~』の完成!
一方、城島は、鳥取牛の脂身から、丁寧に赤身を切り取り、豪快に焼く!
城島「肉焼いてるやん!0円なのに」
これを茹でたブロッコリーとイチゴ、トマトと一緒に串焼きに。
仕上げに味噌を塗って軽く炙り…
城島「お味噌のええ香りするわ」
2品目は、鳥取の幸満載『0円串焼き』!
メニューが揃った所で、0円食材を頂いた方々をお招きし、
城島「今日はありがとうございました!」
まずは、『0円串焼き』。
長瀬「うまい!イチゴの酸味も効いて」
続けて、『ウマズラハギのしゃぶしゃぶ』
城島「うわー!美味しい!トマトの味とカワハギの骨の出汁がえらい出てて、カニの甲羅の風味もちょっとする!」
過去最少の0円食材でも、その味は一流だった!
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