2015年2月8日 放送内容DASH島 無人島を開拓できるか!?

DASH島に、ウミウが越冬に訪れ始めた頃。
舟屋では、あの獲物を狙う仕掛け作りが進んでいた。
達也「イカがエビを食べるからエビの形に」
きっかけは、5ヶ月ほど前、秋の出来事だった。
長瀬が港跡の入り江で見つけた、体長約10cmのアオリイカの子どもの群れ。
春から夏に生まれたアオリイカは、浅瀬で数カ月過ごし成長、
冬になると、最大で40cm、2kg超えの大物も。
これを狙うべく・・・、使う仕掛けは、餌木(えぎ)。
江戸時代、かつての薩摩藩で考案されたといわれる
日本古来の疑似餌。形と動きを、イカの大好物のエビに似せて作る。
このエビ型の餌木で釣れるのは、1年前にDASH島で達也が実証済み。
しかも、アオリイカと同じく冬が旬、関東ではスミイカと呼ばれる、
高級寿司ネタのコウイカを釣り上げた。
そこで今年は、達也の餌木を参考に、城島と松岡も手作りで。
まずは、流木をエビの形に削り、
よりエビに見えるように色を付けて、漂着物で飾りを付ける。
中でも城島の作る餌木は格別だった。
マジックの赤いラインで体の模様を施し、
さらに、鳥の羽でエビの足を表現。
仕上げに、針と重りを取り付けて完成。
松岡「上手だね!神様は何か一つ才能を与えるんだね」
と、メンバーから大絶賛の出来。
一方、松岡がエビの模様に選んだのは紫色。
この色を選ぶわけは、
松岡「(紫色好きは)物心ついた時からだよ」
思い返せば、デビューする時の勝負服も、相棒のドラムも紫。
自ら手がけたメインボーカルを務める曲も「Purple(紫の) Rouge(口紅)」だった。
そんな紫が大好きな松岡作は一味違う出来映え。
これに騙されるイカはいるのか?
そして、それぞれの餌木を持って漁へ出ようとすると
潮が満ち、舟も出航の頃合いを迎えていた。
松岡「(舟着き場から)舟出せる!俺の夢だったんだよね」
というのも、潮の干満差が大きいDASH島では、
潮が満ちれば、一階の舟着き場からそのまま海へと
舟を出せるのだが、これまでなかなかタイミングが合わなかった。
しかし、今は満潮。
松岡「海が喜んでる。」
と、ノリノリの松岡。そして城島・達也の3人で、
舟に乗り込み舟屋から勇ましく出航。
目指すのは、入り江を出た沖。
アオリイカは、秋までは水深の浅い場所に多いが、
冬になり寒くなると、水温が安定する深場へと移動する。
そこで選んだ場所が、去年、達也がイカを釣った島の南。
この辺りの海底には、海藻が生い茂る大きな岩が。
イカが外敵から身を隠せるだけでなく、
スズメダイなど、イカのエサになる小魚や大好物のエビの姿も!
まずは、それぞれの仕掛けを海底へ。
そして、それぞれの誘い方でイカ釣り開始。
以前、釣り上げた経験のある達也は、
海底で車エビが跳ねる動きをイメージし、上下にキレよく。
一方、城島も同じく車エビ型だが、
あえてゆっくりと、間をとって動かす。
水中で長いヒゲと、鳥の羽根の脚をなびかせ、イカを誘う。
松岡の誘いは、一切の間がなく、落ち着きない動き。
そして、餌木を落として1時間、次第に口数も減ってきたころ、
初めにかかったのは、やはりこの男。
達也「よっしゃー釣れた!引きは間違いなかったね」
すると、それに続き、当たりを感じたのは城島。
が、引き上げてみると、糸の先にあるはずの餌木がない!
城島「うそーっ!マジで…世界に一つの餌木が…」
海藻に引っかかり、海の藻屑となってしまった…。
では、今年も、まさに冬が旬のコウイカを新鮮なうちに!
と、一気にスミを吐き出し、バケツの中は一瞬にして真っ黒に。
関東ではスミが付いた状態で出荷されることが多いことから、
スミイカとも呼ばれる。
まずは、胴の部分を刺身に。
そして醤油の代わりの調味料として、塩辛にも使う、
イカわたの部分を潰し、それを付けて頂く。
松岡「いい甘みで、わた美味しいね」
さらに、イカゲソは、食感も楽しむため、表面をあぶる程度で。
達也「これは美味い!身がしっかりしてる」
城島「肝で新鮮なイカを食べるなんてイカしてるね」
…そんな中、新たな計画が動き出していた。
それは、福島DASH村でも作った調味料・味噌。
原料の大豆を発酵させて作る日本の食卓に欠かせない調味料を。
この無人島で採れる豆、ハマエンドウなどを使って…
しかし、時間と手間がかかる味噌作り。
まだ始まったばかり…いつ味わえるのか?
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