2015年2月8日 放送内容DASH 0円食堂 ~富山県~

日本全国捨てちゃう食材探して料理旅!DASH0円食堂!
相棒のキッチンカーと共に、やって来たのは…
長瀬「富山です!」
長瀬「北陸も美味しいものたくさんあるでしょ!」
2人が到着したのは、富山湾に面した、「道の駅・氷見」。
漁師さんの作業小屋「番屋」を、イメージして作られており、
レストランやお土産屋さんなど、全部で33店舗!
特に、鮮魚店は、豊富な魚の種類から「天然のいけす」と呼ばれる
富山湾で獲れた新鮮な魚介類が数多く並ぶ。
さらに、野菜コーナーには、地元の農家さんが作る、
とれたて野菜が30種類以上!
早速、0円食材のヒントを探し始めると、
城島「寒ブリ!」
この時期、富山湾にやって来るブリは、産卵前の脂がのった状態。
定置網で傷つけないように水揚げされ、すぐにお店に並ぶ。
野菜コーナーで見つけたのは、雪中ニンジン。
雪の下で育つニンジンは、鮮度が保たれるだけではなく、
凍らないよう、身を守るため、糖分を作り出すので、甘く、
美味しいニンジンになる。
城島「あっ!氷見うどん!」
これも氷見の名物。
氷見うどんは、独特の強いコシと、餅のような粘りのある食感が特徴。
城島「寒いから鍋焼きうどんとかええね」
ここからは二手に分かれて食材探し!
長瀬は、海の幸を求めて、氷見漁港へ。
しかし、この日の漁や作業はすでに終わってしまっていた。
水揚げされ毎朝6時ごろは、競りが行われ、
たくさんの人で賑わっているが、お昼を過ぎると、
人はいなくなってしまう。
一方、城島は、町の鮮魚店に。
そこで見つけたのは、魚のアラ。
さばいたばかりのヒラメの頭と中骨をゲット!
城島「スゴい身ついてますよ!」
その頃、長瀬が探していたのは…。
長瀬「シイタケは欲しいよ」
道の駅で見つけた谷内(やち)さんのお宅へ
そこには、
谷内さん「黒くなってるシイタケ」
谷内さんは、オガクズと米ぬかなどを固めたものに、
シイタケの菌を植え込んで育てる菌床栽培という方法。
短い期間で沢山、収穫出来るが、
欠点は、どこから出てくるか分からないため、生長する過程で、
鉄の棚に触れてしまう事があり、こすれて黒く変色してしまう。
食べられるが、見た目が悪いため、捨ててしまうという。
長瀬「シイタケ、ゲット!」
その頃、氷見うどんを求めて、「海津屋」を訪れた城島。
そこで見つけたのは、麺の切れ端。
豚のエサにしているが、それでも余った部分は捨ててしまう、との事。
城島「うどんが手に入って良かったー!
一方、長瀬はかまぼこの加工場に。
三国さん「(板のない)巻いたかまぼこ」
肝心の捨てる部分は、商品のサイズに切り分ける際に出るその切れ端。
一度焼いていて再利用できない為、捨ててしまうという。
さらに…。
三国さん「ブリかまぼこ。(原料の)半分がブリ」
これも切れ端は処分するらしいので、頂いた。
さらに、もう一品!
ブリの燻製の皮。
これは、固くて使い道がないため、捨ててしまうという。
その頃、城島は野菜を求めて、道の駅で見つけた白菜を作っている、
小橋さんの元へ。
畑にお邪魔すると、畑に小さな白菜が。
それは、未成熟で、中がスカスカ。
出荷もせず、自分たちも食べたりしないということなので、頂いた。
こうして、富山県氷見周辺で探した捨てちゃうところいろいろ!
城島「さあ!鍋焼きうどん作りますか!」
まずは、ヒラメのアラ。
中骨の身をこそげ取ったら、鍋焼きうどんの出汁に。
さらに、氷見うどんの切れ端の中から、
麺として使えそうな長い物を選別。
細かい破片はフードプロセッサーで、さらに細かくし、粉に。
続いて、ニンジン。
これは、長瀬が農家さんから分けて頂いた雪中ニンジン。
さらに、切ったレタス、ブリの皮と一緒に氷見うどんの粉と混ぜ、
城島「かき揚げ」
さらに、かまぼこの切れ端を細長く切れば、
城島「うどんっぽい」
ヒラメのアラでとった出汁に、醤油、みりん、塩で味付け。
そして、城島が道の駅で借りてきた鍋焼きうどん用の鍋に
細く切ったかまぼこ、氷見うどんの切れ端を入れ、
具材として、ニンジン、白菜、葉が傷んだサラダ菜、
シイタケ、かまぼこ、さらに城島特製のかき揚げ、
ネギに見立てたキャベツを乗せれば…
長瀬「完成!」
『0円鍋焼きうどん』の完成!
すると、
長瀬「なんか入ってる!」
それは、長瀬に気づかれないように城島が作ったサプライズ。
ヒラメの身とニンジンを混ぜ、中骨でエビに見立てて作った、
エビ天ならぬ、ヒラメ天。
かまぼこで作った麺も、まるでうどん!
城島「0円で鍋焼きうどん、氷見でできました!」
冬の北陸、富山県氷見市周辺で、美味しい鍋焼きうどんができました!
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