2015年3月1日 放送内容DASH 0円食堂 ~石川県~

日本全国捨てちゃう食材探して料理旅!DASH0円食堂!
相棒のキッチンカーと共にやって来たのは、
北陸新幹線・金沢開通まで間もない、北陸・石川県!
この日は、0円食堂初の雪。しかも、
長瀬「海、荒れてるなあ!日本海って感じ!」
城島と長瀬がやって来たのは、石川県羽咋郡志賀町!
能登半島の西側に位置し、日本海に面した『道の駅とぎ・海街道』。
ここで、0円食材探しのヒントを見つけたい!
道の駅に入って、いきなり2人の目に入ったのは、
加賀地方の「加」と能登地方の「能」を冠にした『加能ガニ』。
さらに、大ぶりな甘エビ、日本海の荒波で育つ天然岩のりなども発見!
長瀬「魚介系は押さえておきたい!」
一方、魚介系以外にも。
長瀬「お米の加工品も特産なんだね」
海からの潮風を受け、夏と冬の温度差が大きい能登半島は、
北陸きっての米どころ。
『のしもち』など、もち米を加工した名産品も多い。
城島「海産物であんかけ作って、もちの加工品にかけて」
長瀬「おこげ的な感じね」
道の駅でヒントを掴んだところで、二手に分かれて食材探し。
長瀬は海沿い進み、天然岩のりを探す事に。
生産者を訪ねたが、集落には人の影が見当たらず。
続いて、海産物を求めてやって来た富来漁港でも、
長瀬「人がいないな。全然いない!」
その頃、城島は、道の駅で見つけたお米の加工品さがし。
やって来たのは、お米の加工品を作る大西生産組合。
橋谷さんと森山さんに事情を説明すると、商品にする際に、
カットした切れ端が出るというが、試供品として
お客さんにあげているという事で、頂けず。
一方、漁港を離れた長瀬の次なる目的は、
長瀬「能登牛」
道の駅で見つけた能登牛の加工品。その切れ端があるかもしれない。
やって来たのは、能登牛の加工品を作る、寺岡畜産。
長瀬の姿を見つけて、代表者の寺岡さんが駆けつけてきた。
実は、この寺岡さんは、長瀬が漁港にいた時に声をかけられ、
うちにも来るかもと待っていたらしい。
能登牛は、能登の自然の中で飼育され、年間約700頭しか出荷されない
貴重な牛。
きめの細かいサシと甘みが特徴の、石川県が誇るブランド牛肉。
そのお肉を加工しているのが、110年続く寺岡畜産。
そんな貴重な牛肉の捨てる部分などあるのか?
寺岡さんに見せて頂いたのは、能登牛と能登豚の脂身や筋。
骨付き肉を切り分ける際、固い筋がある部分はカットし、
すき焼きなどに使う牛脂も、ブロックにする際に切れ端が出るという。
さらに能登豚は、出荷する際に多すぎる脂身を削ぎ落とし、
全てまとめて捨ててしまうというので分けて頂く事に!
長瀬「能登牛の切れ端と牛脂、能登豚の脂身」
その頃、城島は、大西生産組合の橋谷さんの案内で
長芋を作っている農家の川村さんのお宅へ。
川村さんによると、長芋は雪が降る前の11月に全て収獲。
掘り出しても鮮度が保てるため、この時期は貯蔵しているものを
少しずつお店などに出荷しているという。
そんな川村さんに頂いたのが、成長過程で土の中の虫の被害にあい、
表面を荒らされてしまった長芋。
皮の表面がザラザラしていて、出荷ができず、人にもあげないという。
もちろん、食べられるというので、頂く事に。
城島「ありがとうございます!」
こうして、石川県志賀町周辺で集めた捨てちゃう所いろいろ。
これで作るのは、
長瀬「あんかけおこげだね」
しかし、肝心のおこげがない。どうするのか?
まずは、長瀬が漁港で頂いていたシマエビの下準備。
漁港で、長瀬が出会った漁師さんに頂いたシマエビは、
『カゴ網漁』で甘エビを獲る際に一緒に獲れてしまったもの。
大きいものは出荷し、小さいモノは自宅に持ち帰るが、
それでも食べ切れない程小さなエビが残り、捨ててしまうという。
長瀬「絶対美味しい、これ」
殻をむいて、火で炙り、それを茹でて出汁をとる。
一方、表面が傷んでしまった長芋は、輪切りにして蒸す。
能登牛をミンチにし、味付けして炒めたものとよく混ぜ、形を整えて、
軽く火を通したシマエビの殻を細かく砕いた衣を全体にまぶし、
180℃の油で揚げ、こんがりきつね色になったら、
一品目の『能登牛と長芋のコロッケ』の完成!
長瀬「良い匂い!美味そう!」
一方、シマエビの出汁がよく出たところで、醤油、酒、
オイスターソースで味付けし、そこに加えるのは、城島が手に入れていた0円食材。
それは、シイタケ農家さんから頂いた、傷みかけのシイタケ。
その薄く切ってスライスしたシイタケ、シマエビの身、
そして、薄く切った能登豚の脂を入れ、片栗粉でとろみをつけ、
味を整えたら、特製あんの完成!
続いて、長瀬。
長芋をサイコロ状に刻み、すりおろした長芋とよく混ぜる。
切ったクッキングシートの上に乗せ、油で揚げる。
長瀬「なんかおこげっぽくなってきたよ」
その揚げたてに、先ほどのあんをかければ、
『0円海鮮あんかけおこげ風』の完成!
メニューが出来上がったところで、食材を分けていた方々をお招きして、
食事会!あつあつが冷めないうちに頂く!
まずは、アイディアが光る『海鮮あんかけおこげ風』から!
長瀬「美味しい!長芋もシマエビも豚も美味しい!」
思わず、足踏みしてしまう美味しさ!
続いて、『能登牛と長芋のコロッケ』も堪能!
石川県志賀町で美味しい0円料理ができた!
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