2015年6月28日 放送内容DASH 0円食堂 ~新潟県~

日本全国捨てちゃう食材探して料理旅・DASH0円食堂。
今回、城島と太一がやってきたのは、米どころ新潟県。
さらに、日本海には海の幸もたくさん。
太一「これは間違えなくお魚ですね」
新潟県村上市にある、道の駅・神林(かみはやし)。
120軒を超える地元の農家さんが持ち込む、80種類の採れたて野菜は、
午前中であっという間に完売する程、大人気!
さらに、日本海で獲れた水産物の加工品も豊富に取り揃える、
文化や情報の発信基地。
そして、太一が見つけたのはニンニクの芽。
生産者の遠山要子さんは、他にも小松菜やナス、大根など、
たくさんの野菜を育てている。
太一「よし、遠山さんに会いに行こう」
さらに、「越乃黄金豚(こしのこがねぶた)」という、
地元で育てられているブランド豚を見つけた城島。
若さや美容の栄養素と言われるビタミンEが多く、
柔らかく甘みのある脂が特徴。
城島「これはゲットしたいなぁー」
そして、道の駅周辺で作っている「岩船米」。
米どころ新潟の中でもひときわ高い評価を受けており、
東京のデパートでは5kgで6800円。
美味さの秘密は、岩船地域の昼夜の寒暖差。
それにより、粘りのある甘く美味しいお米ができる。
と、城島が思いついたのは、
城島「開けて楽しい“釜飯"とかいいね」
早速、2手に分かれ、太一はまず、捨てちゃうお米探しへ。
しかし、訪ねた先には人がおらず…。
後で分かったことだが、伺ったのは自社でコシヒカリを栽培、
脱穀・精米もし、加工場で商品にしている会社。
この日は土曜日で、会社が休みだった。
その頃、城島は岩船港へ。
しかし、地元の人によると、
この日はお休みだった。
しかし、魚を諦めきれない城島は、近くの食堂へ。
厨房にお邪魔し、捨てちゃうものがないか尋ねてみると、
調理の際に出る魚の骨などは、すべて捨ててしまうと言うが、
この日はすでに、ゴミ箱へ…。
城島「やばいぞ、魚介は難しいか…」
その頃、太一は捨てちゃう古いお米探し。
すると、訪ねた農家さんからシイタケ農家さんを紹介して頂いた。
原木にシイタケの菌を植え込み、栽培しており、
成長する過程で、鉄の棚に触れて、
黒く変色したものは規格外になり、
すべて廃棄してしまうとのことで、有難く頂いた。
その頃、城島は道の駅で見つけた、
「越乃黄金豚」の捨てちゃうところを求めて、加工場へ。
そこで、賞味期限を過ぎてしまい、家族でも食べないベーコンを頂いた。
さらに城島、ダメ元で聞いてみた。
城島「米は捨てるって事はないですよね?」
高橋さん「1年以上経った米はある」
お米の保冷庫へ案内して頂くと、そこには“古代米"が。
高橋さん「豚のエサ用にもらったけど、消化しない」
そんな6年前の古代米を、分けて頂いた。
その頃太一は、鮮魚店。刺身にする際の
キスの骨とノドグロの頭は、捨ててしまう…ということで頂いた!
こうして、新潟県村上市周辺で集めた捨てちゃう所いろいろ。
作りたい料理は釜飯だが、2人には新たなイメージが。
まずは太一、ノドグロの頭全体に塩を振り、網焼きに。
一方、城島は、地元の方に精米して頂いた赤米を土鍋に入れて、
醤油・酒・塩で味付けし、たっぷりの水で満たす。
そこに、焼きあがったノドグロの頭をふんだんに。
城島「鯛めしやな」
ここから20分程、火にかける。
その間に、痛んだ部分を取り除きながら、キャベツをざく切りに。
これは、虫に食われて廃棄するはずだったものを農家さんから頂いた。
そして、期限切れのベーコンも程よい大きさに切り分ける。
さらに、シイタケも細かく刻み、オリーブオイルで炒める。
城島のイメージは、中華料理の定番、回鍋肉。
全体に火が通るよう混ぜ合わせ、水溶き片栗粉でとろみをつけたら、
城島「白味噌を入れた和風の回鍋肉(ホイコーロウ)」
一品目は、「0円和風回鍋肉」。
そして、太一はハーブとキスの骨を使った料理。
ハーブは、城島が伺った農家さんのビニールハウスで頂いた。
これに小麦粉をまぶし、キスの骨に巻く。
食べやすいよう丸めて、串に刺したら油で10分揚げる。
仕上げに塩を振って、「0円キスミント」完成。
食材を分けて頂いた方達をお招きして、食事会!
お楽しみの土鍋「0円ノドグロ飯」が炊き上がり、
太一「いい香り!ふっくら炊けてる!」
城島「(ノドグロの)出汁が効いて甘みがある」
続いて、白味噌で味付けした回鍋肉。
太一「ちゃんと和風の回鍋肉になってるじゃん!」
最後に、さっぱりキスミントのお味は?
城島「これは合う!」
新潟県の皆様ありがとうございました!
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