2016年5月15日 放送内容DASH 0円食堂 ~埼玉県~

キッチンカーを走らせ、東京から2時間、
太一と長瀬がやってきたのは、埼玉県の山奥・秩父。
長瀬「名物の味噌を使った、豚丼とかね」
そんな食材のヒントを求めて、
埼玉県秩父郡横瀬町(よこぜまち)にある、
「道の駅・果樹公園あしがくぼ」へ。
名前の由来は、道の駅周辺に果物狩りができる農園が14か所。
道の駅には、そこから集まる採れたてのイチゴや、
フキやワラビなどの山の幸をはじめ、
地元の農家さんが持ち込んだ、新鮮な野菜がずらりと並ぶ。
そして、長瀬の言う通り、秩父の名産品のお味噌が、
道の駅だけで、11種類!
名物は、そんな地元の味噌を使った“豚みそ丼"。
埼玉県秩父郡横瀬町周辺の文化や情報の発信基地!
と、そんな道の駅で待っていたのは、
太一「あれ!たい平さん!?」
それは、オレンジの着物でお馴染み、
『笑点』を一番端から支える、落語家・林家たい平。
51歳は、笑点最年少。
長瀬「そういえば『笑点』50周年ですよね!?」
たい平「今日(放送日)5月15日が『笑点』満50歳!」
『笑点』の放送が始まったのは、1966年5月15日。
つまり、今日でぴったり50年目!しかも、
たい平「生まれも育ち秩父。秩父市の観光大使もやってる」
そんな、頼もしい地元の有名人とともに、
0円食材探しのヒントを見つけたい。
まず、目に飛び込んできたのがタケノコ、ジャガイモ。
太一「今時期だから大きく硬くなって捨てる部分があるかも」
と、長瀬が見つけたのは、名物の味噌。
“箸を舐めるほど美味しい"ことから、
“おなめ"と呼ばれるようになったという味噌。
道の駅周辺は、四方を山に囲まれ、冬は寒く、夏は暑い。
この寒暖差が、味噌の発酵・熟成に最適だという。
そして、たい平のおすすめが“肉みそ漬け"。さらに、
たい平「(生産者の)“せかい"さんは知り合い」
正式名は、世界商事株式会社。ならば、
太一「ここは、たい平さんが行くべきだね」
さらに、たい平が推してるのが、
埼玉B級ご当地グルメ王決定戦で、
優勝したこともある“みそポテト"。
ジャガイモの天ぷらに、甘めの味噌ダレを、
たっぷり塗った秩父の伝統的なおやつ。
元々は、農作業の合間などに食べられていたという。
ここからは長瀬、そして太一とたい平の二手に分かれ、食材探し。
まず太一たちは、ジャガイモの生産者・浅見(あざみ)さんの住所へ。
すると、浅見さんがご自宅横のビニールハウスで何やら作業中。
話を聞いてみると、まさにジャガイモの収穫中だという。
太一「小さいジャガイモは収穫するんですか?」
浅見さん「ピンポン玉より小さいのは捨てる」
こちらで育てる男爵イモの新じゃがは、今が収穫のピーク。
たくさん採れるので、ご自宅で食べるのもピンポン球以上。
それより小さいものは、捨ててしまうというので、
たい平「新じゃがゲットー!」
一方、長瀬は、
長瀬「とりあえず、そばゲットしなきゃ話にならんな」
それは道の駅で見つけた、名産のそば。
たい平「秩父はそばの町なんです」
ならば外せないと、生産者さんの住所へ。
しかし、ご主人に話を聞くと、
ご主人「いやあ、そばは捨てるとこないな」
残念…仕方なく、次の場所へ。
その頃、たい平は太一と分かれ、
知り合いだという“せかいさん"こと、世界商事さんへ。
たい平「ちょっとここは僕、頑張らないとね」
こちらは、たい平が20年前から通う、
100年続く、老舗の精肉店。
秩父の郷土料理として、どこの家庭でも食べられていた、
豚肉の味噌漬けを商品化し、今では秩父を代表する名物に。
ちなみに、たい平とこちらの店員さんは、地元のお祭り仲間。
企画の趣旨を説明すると、0円食堂をご存じのようで、
肉の加工場へ案内して頂き、
店員さん「脂の部分と(ついてる赤身)は破棄します」
豚肉を成形する際、脂身の部分は大きく切り落とすが、
わずかに、赤身が残ってしまっていても、手間がかかるため、
そのまま捨ててしまうというので、有難く頂いた。
その頃、太一は道の駅で見つけたタケノコの生産者さんの住所へ。
ご自宅の裏手にある竹林に案内されると、
実際にタケノコを掘らせて頂くことに。
こちらでは、この時期、ご夫婦で毎日約50本のタケノコを収穫。
しかし、中にはクワの入りどころが悪く、傷ついてしまうものも。
それらは商品価値がないため、出荷作業の際にはじき、
大量のカスと共に、捨ててしまうという。
太一「タケノコ、ゲットしました!」
その頃、そばを探す長瀬は、道すがら見つけた、
おそば屋さんのご主人に事情を説明。すると、
ご主人「手打ちそばの切れ端なら捨てちゃう」
お店の厨房にお邪魔すると、二代目の息子さんがそば打ち中。
そばを打つ時に出る、細かい切れ端は、従業員が食べることも、
お客さんに、持ち帰ってもらうこともなく、捨ててしまうという。
長瀬「おそば頂きました!」
その頃、たい平は道の駅で見つけた卵を求めて、生産者さんの元へ。
たい平「卵農家さんは断られる率高いって聞いたからなあ」
それは、太一や長瀬が身をもって経験していた。
しかし、意外にも今回訪ねた先では、
ご主人「捨てる卵なら、えらいあるよ」
親鳥が卵を産み落とした時に、割れてしまったタマゴ。
それらは、ご自宅で食べることもなく、
捨ててしまうというので、分けて頂けることに。
その頃、太一はイチゴ農園を訪ねていた。
事情を説明すると、選別中だというハウスへ案内してくれた。
こちらでは、常に完熟の状態でイチゴ狩りが楽しめるが、
お客さんが獲り損なったイチゴは、熟しすぎて色が濃くなる。
ジャムにしても、キレイな色にならないので、捨ててしまうという。
太一「イチゴ、ゲットです!」
こうして埼玉県秩父郡横瀬町周辺で集めた、捨てちゃうところ色々。
まずは、タケノコの皮を剥いで、熱湯へ。
柔らかくなるまで30分。
一方、たい平は豚肉の脂、赤身が多い部分をまとめて、
ラップで包み、叩くことで、1枚の肉のように。
長瀬は、イチゴを砂糖で煮詰め、ジャムを作る。
そして、蒸したジャガイモを竹串に刺し、
天かすを細かく砕いて、溶いた卵を天かすと混ぜ合わせ、
ジャガイモにたっぷりと塗ったら、
180℃の油で、カラッと3分揚げる。
さらに、長瀬が訪ねた農家さんから頂いた玉ねぎの葉。
毎朝収穫したタマネギは、葉の部分を切り落として出荷しているが、
ネギほど風味がなく、硬い食感のため捨ててしまうという。
これを刻んで油で炒める。
そこに、たい平が頂いてきた0円食材、
豚肉を漬けた後に余ったお味噌を入れて、
揚がったジャガイモにたっぷりかければ、
秩父名物「みそポテト0円風」の完成。
そして、もう一品。
まとめた赤身に小麦粉、溶き卵、
そして、パン粉代わりにそばの切れ端をまぶしたら、
180℃の油で、2分。
さらに、熱したフライパンに水と、めんつゆを入れ、
葉玉ねぎを細切りにしたら、フライパンへ。
そこに、カツを入れて溶き卵を流し込む。
作りたいのは、カツ丼!
お米の代わりは、茹でたタケノコをみじん切りに。
太一「(タケノコを)ご飯に見立てて」
この上に、先ほどのカツを載せれば、
「0円カツ丼風」の出来上がり。
トッピングのホウレン草は、
たい平が道すがら出会った農家さんの畑で頂いた。
去年の秋、収穫しなければいけなかったものを、
放っておいたら、通常の約3倍になってしまったという。
では、食材を頂いた方々を招いて食事会!
まずは、カツ丼から。
たい平「旨い!普通にカツ丼」
長瀬「タケノコが合う!」
続いては、みそポテト。
たい平「大人のみそポテトっていう感じ」
長瀬「これが秩父の味か!」
そして、最後は長瀬が作ったデザート。
長瀬「卵とイチゴのコラボ」
溶いた卵に砂糖を入れ、水を加えてよく混ぜたら、
卵の殻に流し込んで、鍋で蒸すこと30分。
仕上げに、ジャムとイチゴを添えれば、
「0円プリン~いちごジャム添え」。
太一「イチゴの甘みと卵のうま味のバランスがいい!」
こんな山の幸、自然の恵み豊かな秩父へぜひ!
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