2016年12月4日 放送内容新宿DASH ~大都会に人と生き物たちが一緒に暮らせる未来の街をつくれるか!?~

新宿区高田馬場から歩いて5分にあるビルの屋上のTOKIOのベース基地。
新宿区内に暮らす生き物達に新たな環境を作るべく、取り掛かったのは、
生態系の基礎となる土壌づくり。しかし…
城島「土を置くにしても、ここの防水対策をどうするかですね」
屋上の防水加工は、雨を凌ぐことができるが、このまま土を敷くと、
その重さに耐えられず割れてしまい、建物内に水が染み込み、
多大なご迷惑をかけてしまう可能性が!
つまり、更なる補強をせねば!
福島DASH村では、防水性の高い杉皮で、かやぶき屋根を補強したが、
天然の補強材のため、耐久性には乏しく、土を敷くベース基地には不向き。
城島「もっと進化した補強材があったらいいね」
そこで、お呼びしたのは、数多くの屋上補強をしてきたプロフェッショナル!
「工新ビルサービス」の中尾さんと、そのチームの皆さん。
中尾さん「一番このベース基地の防水対策に合うのは、塩ビシートです」
塩ビ(ポリ塩化ビニル)とは、自由自在に加工できるプラスチックで、
防水性と耐久性に優れているのが特徴。
そのため、安全性が求められるインフラ現場や医療器具など、
様々な現場で利用されている。
シートを敷くのに使う糊は、水に強い特別な接着剤。
コテで均一にムラなく塗るのだが、そのテクニックは熟練の技が必要。
習得するには5年はかかるというこの作業に、さすがの達也も最初は苦戦。
達也「これは難しいね」
しかし、コテの角度をわずかに調整し、なんとか仕上げていく。
その出来栄えに、プロの方々も驚きの表情。
時間が経つと完全に乾き、接着できなくなるので素早く
丁寧に塩ビシートを敷いて、補強は完了!
このシートの上に水が流れると、弾いて、そのまま排水溝に流れていく。
城島「見事!」
これで、土を敷く準備は整った。
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