2017年3月5日 放送内容DASH 0円食堂 ~神奈川県~

相棒のキッチンカーともにやって来たのは、神奈川県の…
城島「春の三浦半島いいですよ」
春キャベツや三崎のマグロなどが有名な三浦半島。
どんな食材があるのか、そのヒントを探りに訪れたのは、
長瀬「『すかなごっそ』?」
神奈川県横須賀市・三浦半島にある『すかなごっそ』は、
地元・JAの農産物直売所。
横須賀の「すか」、野菜の「な」、ごちそうの「ごっそ」から名付けられ、
名産の三浦大根や、甘くて柔らかい春キャベツなど、
地元400人の農家さんが栽培した、採れたて野菜が所狭しと並ぶ。
地元コーナーには、海軍カレー。
隣接する「さかな館」には、三崎港のマグロや
近くの漁港で揚がったシラスなど品数が豊富。
そんな直売所の前で、TOKIOを待っていたのは…
長瀬「あれ?リュウ?」
城島「神木くん!」
長瀬とも共演経験のある、俳優・神木隆之介!
映画やドラマはもちろんこと、声優としても大活躍中で、
大ヒット映画「君の名は。」やスタジオジブリ作品でもおなじみ。
そんな神木くんと0円食材のヒント探し開始!すると早速、
城島「あったあった、三浦大根」
温暖な気候の三浦半島は、大根の一大産地。
城島「傷入ったらダメとかあるから意外と出荷できないものがあるかもね」
神木くん「なるほど、そういうことか」
さらに、三浦半島を代表する春キャベツも発見。
続けて見つけたのは、
神木くん「葉山牛!おいしそう」
葉山牛を育てている牧場は、三浦半島で10軒だけ。
その稀少さから市場にほとんど出回ることがなく、
地元のレストランで食べても100g5,000円以上。
城島「切り落としの切り落としとかあるかもしれんから」
神木くん「ああ~なるほど」
ヒントが集まったところで、3方に別れて食材探し!
神木くん「春キャベツですかね」
チェックしていた農家さんのもとへ向かうが、その家が分からず、
近くにいた穐本さんに聞き込むことに。
お話を伺っていると、この穐本さんも野菜を作っているというので、
その畑を見せて頂く。
穐本さん「これはレタス。葉が黄色くなってるとね、売れないの」
それは、寒さによって葉先が枯れて黄色くなってしまったレタス。
商品にもならず、捨ててしまうというので分けて頂くことに!
神木くん「本当にありがとうございます!」
その頃、長瀬はマグロを求めて三崎港へ。
4年前、ご当地バイトのロケでお世話になった加工場を訪ねると、
当時お世話になった社長の高坂さんと再会。
かつてのバイト先でもある加工場には、加工の際に出る骨や切れ端が。
長瀬「0円食堂1年分くらいの食材」
しかし、この切れ端部分は、畑の肥料となり、この地の大事な資源と
なるため、0円食材としては認められず。
その頃、城島は、葉山牛を求めて関口牧場へ。
関口さんから見せて頂いたのは、期限切れの葉山牛のステーキ。
しかし、商品としては販売されないが、お客さんにあげたり、
関口さんが食べるというので、0円食材としては認められず。
その代わりにと、冷凍庫から出してくれたのは、規格外のアイスクリーム。
こちらの牧場では、ソフトクリームも製造しており、
地元の高校の文化祭で、カップアイスを販売したが、
その際、売れ残ったものが捨てられずに冷凍庫に残ったままだった。
さらに、冷凍庫には、2年前に作った期限切れの試作品チーズも。
いずれも食べずに捨ててしまうということなので、
城島「お肉はダメでしたけど、チーズとアイスいただきました!」
その頃、神木くんは、卵を求めて鶏卵直売所の岩沢ポートリーへ。
しかし、その表情は不安げ。
その理由は、長瀬から「卵は怒られがち」と聞いていたから。
養鶏場は衛生管理がとくに厳しく、0円食堂ではまさに鬼門。
意を決して、鶏卵直売所の事務局へ。
そこで、内線で手際よく事情を説明し、責任者の方をお呼びすることに。
外で待っていると、やって来たのは、工場長の原田さん。
改めて事情を説明すると、
原田さん「傷がある卵でよければ」
そう言って見せてくれたのは、ヒビが入り、正卵として商品にならない卵。
しかし、加工用に使われる卵、そのため、0円食材としては認められず。
原田さん「ダメ?」
神木くん「僕も初めてのコーナーで、判断基準がちょっと分からなくて…」
それを聞いた原田さんが次に持ってきてくれたのは、
原田さん「穴が開いているという事でこれなら」
神木くん「いいですね!ありがとうございます!」
こちらでは、1日約10万個もの卵がパック詰めされる。
その際、うすいひびが見つかった卵は、人気商品の厚焼き玉子などに加工されるが、
完全に割れてしまったものは、加工もせず、捨ててしまうという。
神木くん「卵、いただきました!ありがとうございます!」
こうして神奈川県横須賀市周辺で集めた捨てちゃうところ、いろいろ!
早速、調理開始!
まずは、長瀬が山二草間水産で頂いていた、加工の際に出るマグロの破片
を茹でて、細かくほぐす。
長瀬「わっ美味そう!」
一方、城島が農家さんから頂いていたカリフラワーを神木くんが一口大に。
神木くん「カリフラワー切るの、人生で初めてかも」
そんなカリフラワーをさらに細かく切り、油で炒める。作りたいのは、
長瀬「カリフラワーをお米に見立ててチキンライス」
チキンの代わりにマグロを混ぜ、ケチャップで味付けすれば、
神木くん「うわぁ美味しそう」
『0円チキンライス風』の完成!
続けて二品目は、長瀬が頂いていた金目鯛の尾を使ったもの。
金目鯛をミンチにし、神木くんが頂いた卵を混ぜ、
さらに農家さんから頂いた規格外の大根をみじん切りにし、
玉ねぎの代わりに。作るのは、ハンバーグ。
塩コショウで味を調え、炒めた大根の葉を加えて形を整え、
小麦粉をまぶして焼いたら、上にチーズを乗せて、蒸し焼きに。
『0円チーズハンバーグ風』の完成!
長瀬が頂いたイワシとサンマのみりん干しを使って、神木くんが作るもう一品。
小麦粉、卵に浸し、フードプロセッサーで粒状にしたカリフラワーをまぶして、
180℃の油で揚げる。イメージは、
神木くん「海老フライ」
頂いたレタスの上に『0円エビフライ風』を盛り付ければ、完成!
計三品の『0円ハンバーグプレート』のできあがり!
料理が揃ったところで、食材を分けて頂いた方々をお招きして食事会!
まずは、『0円チキンライス風』から。
神木くん「美味しい」
米に見立てたカリフラワーと、チキンに見立てたマグロの相性がバツグン。
長瀬「米いっちゃうとハンバーグ行きたくなっちゃうね」
続けて、『0円チーズハンバーグ』。
長瀬「リーダー美味しいよこれ!チーズも最高!」
そして、神木くんが作った『0円エビフライ風』。
神木くん「美味しい」
城島「いいバランスやね」
そして、デザートの『0円プリン』。
これは、牧場で頂いたアイスクリームと養鶏場で頂いた卵で作ったプリンに、
砂糖を煮詰めたカラメルソースをかけたもの。
神木くん「美味しい」
城島「昔ながらのプリンってこうやったんかなっていう」
神奈川県三浦半島で集めた食材で美味しい料理が堪能できた!
↑ページTOPへ