2017年3月26日 放送内容新宿DASH ~大都会に人と生き物たちが一緒に暮らせる未来の街をつくれるか!?~

3月21日、東京都千代田区の靖国神社で、全国でいち早く桜の開花が発表された。
そこからおよそ4km離れた、新宿区高田馬場にあるベース基地、
その目の前を流れる神田川の桜も…。
さらに、6年ぶりに作ったTOKIOの畑では、
クリスマスに蒔いた明雄さんを種が芽を出し、収穫を控えていた。
そして、この喜びを一緒に味わいたかった仲間が…。
それは、DASH村の仲間、柴犬の北登。
北登がベース基地にやって来たのは、昨年の秋、まだ畑ができる前。
達也「北登の為にも早く」
城島「遊べる場所を作りたい」
かつて暮らしていた福島DASH村では、土の匂いを嗅ぎ、
草とたわむれ、集まる生き物たちを追いかけた。
そんな場所を、再び、この新宿のビルの屋上に作ってあげたかった。
北登が東京に来たのは、今から6年前の3月。
スタッフの知人である小林さんが飼い主となって東京生活を満喫。
たくさんの人達に支えられながら、新しい友達ができ、
離れて暮らす明雄さんとも再会した。
明雄さん「久しぶり!」
以来、時折ロケに同行し、明雄さんにおねだりしては甘えていた。
去年、9月22日には、16歳の誕生日を迎え、
太一「16歳、おめでとう」
特製の犬用おいもケーキでお祝い。
犬の16歳といえば、人間で言うと80歳を越えたおじいちゃん。
それでも、歯や目、下半身もしっかりとしていて、
達也「こんな元気な16歳の犬いないからね」
かつてDASH村では、TOKIOやスタッフの隙を見つけては、
脱走を繰り返して、やんちゃ者だった北登。
しかし、去年の暮れ頃から、次第に体力の衰えが…。
TOKIOも時間を見つけては、北登に会いに行っていた。
城島「早く畑作ってやるから。ちゃんと元気でいろよ、なあ!」
TOKIOがクリスマスの夜に蒔いた、明雄さんから引き継いだ種。
それが芽を出し、ほうれん草から本葉が出始めた、2月17日。
やっと芽吹いた緑を目にすることなく、北登は静かに息を引き取った。
16歳と5か月だった。
北登との出会いは16年前。
福島DASH村で共に過ごし、共に遊び、共に走り続けた。
その16年間は、決して忘れることはない。
北登、ありがとう。

■DASH村 日記『北登との思い出』
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