船体の最重要部分・キールから伸びる肋骨の様な柱。
数十本からなるフレームは、四方八方に伸び、直接船体の壁と結びついている。
キールの様に出っ張っているわけではなく、そのほとんどが内部に埋もれ、
陰で船を支える脇役の様な存在。
だが、フレームが無くなると、数十tとも考えられる水圧を受け、
船がつぶれてしまうことになる。
つれたか丸のフレームは大丈夫なのか?
船体内部のふたを開け、中から点検・修理を行うが、
作業がしづらい狭い場所にあることが多く、困難を極める。

修理前

修理後



「フレーム修復作業」
 

フレームに異常が無いかどうか、船内は暗いことが多く、しかも見た目では気づきづらい箇所。
だがそうも言ってられない。
そこでハンマーで叩いていって、音がおかしな所を重点的に調べていく。

 

操舵室の地下で、FRPがはがれて弱くなっているフレームを発見。 FRP修復画像穴の修復と同様のやり方で、補強する。
ただし、船底の穴と違って、重ねるのは4層。
それは半円形の形にすることですでに強度を増しているから。

だが、その半円形を作るのが難しい。

 

そこで登場するのが半円形に削った木材。

半円木材画像この形を奇麗な半円にすることで強度が増す。


つれたか丸では操舵室の地下、フレームの交差しているところの
FRPがはがれ落ちてしまっている。
しかも、そこは船の真ん中あたり。
中心部分は四方に伸びるフレームの中でも、もっとも負担のかかる場所で、特に念入りに修復しなければならない。