DASH村5度目の鏡開き。細かくなった餅で今年は煎餅づくりに挑戦。唐から平安時代に伝わり、江戸時代には庶民の味として親しまれた煎餅。現在ではその種類も様々あるが、今回DASH村では煎餅の代表格とも言える草加煎餅に挑戦。



 
ある程度手で細かくした鏡餅を、木槌でもっと細かく砕き、さらに水車の石臼で挽いて粉にする。(うるち米も粉にする)粉になった餅100gとうるち900gにお湯を700cc入れて練るっていく。少しずつ水を加えていくことがポイント。(しんこ)
拳ほどの大きさにちぎったしんこを、せいろで30分ほど蒸す。蒸しあがれば、生地を麺台にのせて耳たぶの固さくらいになるまで練る。練りあがれば、200gくらいの大きさにちぎって棒状にする。それを35℃から40℃になるまで水につけて冷やす。
人肌の温度になれば、臼に入れて杵でつき、さらに粘りをだす。(どうつき)ゴマ煎餅など、具を入れるものはこの作業の前に入れる。つき終わったものを、麺台にのせ、5mmの厚さに伸ばしていく。均等に伸ばせば、丸い煎餅の形に切り抜いていく。
網の上にのせて天日干し。しかし、凍ってはいけないため、夜は屋内で乾燥。プラスチックくらいの固さになるまで乾燥。
乾燥したものを囲炉裏の上で3時間ほど温める。こうすることで焼いたときに芯が残らなくなる。(ホイロ)
網の上で焼く。2〜3秒ごとに煎餅をひっくり返し、膨らんできたら押し瓦で押さえつける。少し焦げ目が出来れば皿の上にあげて、タレを塗る。乾燥すれば煎餅の完成。


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