凍み芋とは・・・・・
日本では山梨県鳴沢村や北海道の十勝地方で作られ、世界でも中央アルプスのクスコ(ペルー)などでも作られている伝統的な保存食の1つ。
寒い場所に置き、ジャガイモが含む水分を凍らせ、それを、また昼間の太陽に当てて溶かし、水分を外部に出すことで乾燥させるという方法。
食感は、ジャガイモとは全く違い、餅のような食感。


 
霜が降りる季節(12月頃)に、畝のない畑等の平らな所にムシロを敷き、ジャガイモを並べる。
霜が降りてジャガイモが凍みたら、昼間溶けてきたところを見計らって、踏みつけて水分を放出する。
踏み終ったら乾燥させる。
を繰り返し乾燥したら、天日干しする。
完全に乾燥したら完成(3月〜4月頃)。






凍み芋 4個、ゴボウ 1本、人参 1/2本、ほうれん草1束、椎茸 4個、醤油 適量、塩 適量、小麦粉 適量、だし汁 2L
 
凍み芋をセイロで蒸す。
が柔らかくなったらすり鉢で潰し、水、小麦粉、塩、しょうが汁を入れ、粘り気がでるまですり潰す。
を団子状にし、5分ほど茹でる。
だし汁(醤油、塩で味付けしたもの)にゴボウ、椎茸、人参を入れて煮詰め、火が通ったら最後に団子とほうれん草を入れて出来上がり。



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