■なすの塩漬け
なす、塩、50ミリ程度の釘10本
 
なすのへたをとる。
甕に、なすを底から寝かせるように並べる。
塩をふる。一段なすを並べたら、たっぷりと塩をふる。そして、また、重ねるようになすを並べ、さらに、塩をふる。この繰り返しで、樽いっぱいになすを詰める。
鉄の釘10本くらいを布でくるみ、樽の真ん中あたりに入れる。
これは、なすにつやのある美しい青紫色を出すための孝子さんの知恵。鉄分の補給にもなるという。
ふたをして重石を乗せ、漬けること約1ヶ月で完成。

■きゅうりとすいかの塩漬け
きゅうり、すいかの皮、青いときの唐辛子、塩
 
きゅうりはそのまま、すいかは皮の部分を使うため、赤みと、縞模様の皮を、包丁でとる。
木の樽に、きゅうりを、底から寝かせるように並べる。そして、あいだにすいかの皮も入れる。
塩をふる。一段並べたら、たっぷりと塩をふる。そして、また、重ねるように並べ、さらに、塩をふる。この繰り返しで、樽いっぱいにきゅうりとすいかの皮を詰める。
味をひきしめるために、輪切りにした唐辛子を、中に混ぜる。
ふたをして重石を乗せ、漬けること約1ヶ月でできあがり。

■大根のぬか漬け
大根、ぬか、塩
 
ぬかをフライパンなどで、軽く煎る。
煎ったぬかを甕に入れ、塩をよく混ぜてぬか床をつくる。
大根を半分に切り、さらに細長く、1本の大根が8等分になるように切る。
ぬか床に大根を埋めるように入れ、ふたをして重石を乗せる。
日々、かき混ぜて手入れをし、味見を繰り返す。そして、好みの漬かり具合でいただく。2日くらいからでも食べられる。
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