●2005年3月 丸太とリンゴ箱で巣箱づくり/巣箱設置

【巣箱づくりのポイント!!】
  • 隙間がなく、直射日光が入り込まないこと
  • トタン屋根などの湿気・雨対策
  • 丸太や古びた木などでより自然な空間を作る
  • 一斗缶以上の体積の確保

【設置場所のポイント!!】
  • 北風・西風が吹き込まなく人通りの少ない東か南に開けた場所
  • 日当たりが良く、夏の直射日光を遮り、冬は暖かい日差しがあたるような落葉樹木が茂っている場所
  • 近くに魅力的な蜜源植物があるかどうか
  • 周りに垣根や建物などのハチの飛行を邪魔するものがないかどうか

●2005年5月 分蜂時期に入ったが、村の巣箱には尺取り虫が来ただけで ミツバチは入らない
分蜂とは?
分蜂とは1つの群れが2〜3に分かれる事。1つの群れに女王蜂は1匹。春になると女王蜂は次々と子を産み働き蜂を増やし、新しい女王蜂となる蜂を育てる。新しい女王蜂が誕生すると元の女王蜂は約半数 の働き蜂とともに巣を出て行く。そうやって群れを増やしていく。

●2005年6月 ミツバチを呼ぶために巣箱にきび砂糖水を置く
ミツバチを呼ぶために巣箱にきび砂糖水を置き、甘いにおいでミツバチを誘引したが、アリが進入してきて、2005年は分蜂時期を過ぎてもミツバチは村の巣箱に入らなかった。

●2006年3 巣箱の掃除とミツバチが来てくれるように花壇をつくる。
花壇には「おみなえし」「菜の花」などの種を撒いた。
田んぼにはレンゲの花の種を撒いた。

●2006年4月 巣箱に酒・ハチミツ・蜜蝋を混ぜたものをぬり、ミツバチを呼ぶ。

●2006年5月 表札づくり
ミツバチが自分の巣を認識できるように、入り口にマークをつける。
マークは赤以外の色で左右対称(視覚が白黒のため)
キンリョウヘン設置
キンリョウヘン(東洋ラン一種)が出している花の花香成分が、ニホンミツバチのナサノフ腺から分泌される集合フェロモンの成分と似ているためハチを呼び寄せる。

●2006年6月中旬 菜の花にミツバチを発見
偵察蜂発見
蜂球発見

●2006年6月下旬 丸太の巣箱にミツバチが入る
ミツバチの巣作り開始
蝋線(ろうせん)から分泌された蝋(ろう)を口で砕いて固めていく。
女王蜂は蝋でできた部屋に卵を産む。


●2006年7月〜9月 掃除 スムシと呼ばれる虫をはけで吐き出す
スムシと呼ばれるハチノスツヅリガは、巣内に入り込んで卵を産み、巣を食い荒らす。

●2006年10月 ハチミツ採取
巣箱の内部は板状の巣が何枚か天井からぶら下がっており、それが天井から落ちないように、蜜の入った部分だけを切り取る。
切り取った巣はヘラでつぶし、こし器でこす。


 
 


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