春、桜が花を多く咲かせた年。
我々の喜びとは別の角度から、鈴木さんは桜が重傷である事を教えて下さった。
「木が弱っているからこそ、多くの花を咲かせる」
そして、桜の木を大切に生かし続けるために、
コケの取り方から害虫駆除まで、作業を懸命に教えて下さった。

これまで、日本三大桜の1つである「三春の滝桜」を始め、
50種類、3000本以上の木を診断してきた鈴木さん。
「病気を見るのではなく、環境から見て木を診断する」
という信念を持つ鈴木さんに、樹木に注ぐ深い愛情を感じた。

     
     
     


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