2002年7月7日(日)/25分枠
禁じられた救命
〜 生死を分ける4分の壁 〜
制作=テレビ新潟
1分1秒を争う救急現場に、法律の壁が立ちはだかっている。
去年秋、長岡市の救急救命士が、医師にしか認められていない「気管内挿管」を実施している事実が分かり問題になった。
救命士に気管内挿管を認める方向で検討を始めた国と反対の姿勢を貫く医師会。
そして現場の救命士たちの「命を救いたい」という思い…。迷走する救命の現場をみつめる。


 2002年7月14日(日)/25分枠
カミング♂アウト
〜 女から男へ…安藤大将という生き方 〜
制作=読売テレビ
「これからは男として生きていきます。」ベテラン競艇選手・安藤千夏。
自ら「性同一性障害」であることを公表。この記者会見を期に、選手登録を女子から男子に変えて「安藤大将(ひろまさ)」の名で再出発することになった。
「心は男なのになぜ体だけ女なのか…」
これまでの苦悩と自分らしく生きる喜び、そして新たな人生への挑戦を爽やかに描く。


 2002年7月21日(日)/55分枠
マツダ・再生への道
〜 日米自動車野郎たち 〜
制作=広島テレビ
広報社員すら入れない開発現場に会社創設以来初めてカメラが入った。
「この車の開発は私の、そしてマツダの悲願です…」ロータリーエンジンの設計士田島さんが言う。
復活の条件は、「象徴ではなく売れる車」かつて”ガソリンをがぶ飲みするエンジン”と揶揄された燃費との闘いが始まった。
フォードという黒船来襲から6年。国際化の波に洗われたニッポン企業の苦悩と可能性を探る。


 2002年7月28日(日)/25分枠
太っ腹母さんと子どもたち
〜 もっと里親になって 〜
制作=日本テレビ
幼稚園から小学3年までの5人の子供を育てる坂本さん夫婦。
子供たちとの間に血のつながりはない。実の親から育児放棄や虐待を受け、児童養護施設に保護された子供を16年前から預かってきた。「里親」だ。都内の里親は約200世帯。
様々な理由で保護を必要とする子供が増える中、里親の数は年々減少している。
傷ついた子供の心に向き合うある里親の姿を追う。