2005年9月4日(日)/30分枠 | |
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制作=中京テレビ | |
今年1月、名古屋で始まった「在日フィリピン人向けホームヘルパー養成講座」。20人の受講生たちが、資格取得を目指す。 |
今年3月、“芸能人”として入国するフィリピン人の資格を厳格にした日本。来年からはフィリピン人に介護の資格を与えて新たに門戸を開こうとしている。これにさきがけて始まった名古屋での養成講座。受講生はみな日本で暮らすフィリピーナたちだ。アイリンさん(35)は日本人の夫と離婚、3人の子どもを抱えるシングルマザー。春にはヘルパー2級の資格を取得し、施設での仕事が始まった。漢字が並ぶ介護用語、文化や生活習慣の違い。果たして日本のお年寄りは受け入れてくれるのか…。 ナレーター:高橋克実 |
2005年9月18日(日)/55分枠 | |
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制作=日本テレビ | |
スペースインベーダーのゲーム画面 |
全国の自治体がゲームソフト販売の規制に乗り出した。相次ぐ凶悪事件の加害少年達が、暴力的なゲームに熱中していたからだという。一方、9月に開催されるTOKYO GAME SHOWには15万人超の来場が見込まれている。ファミコン誕生から22年、TVゲームは一兆円産業に成長した。しかしそのルーツが、原爆を生み出したマンハッタン計画にあることはあまり知られていない。クリエイター達はゲームの中にどのようなメッセージを込めてきたのか?ゲームの中の戦争が戦後という時代を映し出す。
ナレーター:伊崎寿克 |
2005年9月25日(日)/30分枠 | |
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制作=日本テレビ | |
母を殺したテニアン島を訪ねた二瓶さん |
「母は静かに目をつむり、両手を胸の前に合わせた。私は静かに、右人差し指を引き金にかける。母ちゃん許してください…」500枚の原稿用紙に綴られた生々しい記録がある。広島に原爆を投下したエノラ・ゲイが飛び立ったテニアン島。この島で最愛の母を自らの手で殺めた男性がいる。二瓶寅吉さん(78)。当時17歳だった彼はなぜ母の命を奪ったのか。60年間封印してきた想いを、今なぜ語るのか。二瓶さんは今年テニアン島に降り立った。生涯消えない重荷を背負った男が、命の重さを問う。
ナレーター:槇 大輔 |