2008年8月3日(日)/30分枠

自殺企図 精神科医との生きる約束

制作=中京テレビ
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赤松拡さん(35)は藤田保健衛生大学病院(愛知県豊明市)のER担当精神科医。救急搬送された患者が“自殺志願者”と分かるとすぐにERに駆けつける。赤松医師は大手銀行から転身した異色の精神科医。銀行員時代、企業戦士を襲う「うつ」に心を痛め、精神科医を志した。今、このERへ運ばれる自殺企図者の3割は「3回以上の自殺未遂リピーター」だ。外傷を治しても「心の病」を癒さなければ自殺は減らないという。精神科医とその患者を通し自殺抑止への問題点と答えを導き出す。
 
ナレーター:玉川紗己子
=再放送について= CSのニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」にて放送
8月9日(土)24:30〜
2008年8月10日(日)/30分枠

いつか晴れるよ、ゆうばり ばあちゃんと信之介の1年

制作=札幌テレビ放送
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土俵の下で大きな声援を送るのは、夕張相撲スポーツ少年団を支える「ばあちゃん」こと蓮間妙子さん。去年のキャプテン信之介君はばあちゃんと共に「存続の危機」を乗り切った一人だ。夕張市の「破綻」の影響で去年、練習場が閉鎖。それでもばあちゃんはあきらめない。屋外の真っ暗な土俵に車のライトをあてて稽古を続け、信之介君ら中学生は団体優勝を果たす。そんな少年団の頑張りと夕張市民の応援が少年団の「存続」も決めた。夕張に元気を与えるばあちゃんと少年たちの物語。
 
ナレーター:森崎博之
=再放送について= CSのニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」にて放送
8月16日(土)24:30〜
2008年8月17日(日)/55分枠

シリーズ・戦争の記憶(1) 証言 集団自決 語り継ぐ沖縄戦

制作=よみうりテレビ
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63年前、当時10歳だった宮里哲夫さんは避難先の壕の中で見た光景を忘れられない。校長先生夫妻がカッターナイフで自ら首を切り、真っ赤な返り血を浴びたあの光景…。太平洋戦争末期、民間人を巻き込んだものとしては日本で最大の地上戦が行われた沖縄。米軍が初めて上陸作戦を決行した慶良間列島の3つの島では、多くの住民が「集団自決」した。島民の多くは余りに凄惨な出来事に、今まで体験を語ろうとしなかった。しかし集団自決を巡る裁判や教科書問題をきっかけに、口を閉ざしていた体験者が沈黙を破った。 
 
ナレーター:坂 泰知
=再放送について= CSのニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」にて放送
8月23日(土)24:00〜
2008年8月24日(日)/30分枠

シリーズ・戦争の記憶(2) 洋次郎の夏 バーテンダーが伝える被爆

制作=広島テレビ
OA写真
  
広島市内でバーを営む、バーテンダー冨恵洋次郎さん(28)。3年前から毎月6日、被爆者の証言を聞く会を開いている。中には、バーという場所に抵抗を感じる被爆者もいたが、この店で初めてヒロシマを知った若者や平和教育に居心地の悪さを感じていた若者もたびたび会に通うようになった。冨恵さんは祖母が被爆者の被爆三世だが、高校時代は野球に没頭。戦争や原爆を考えたことはなかった。今なぜ“平和”なのか。そこには、救うことができなかった身近な人の死があった。
 
ナレーター:山本太郎
=再放送について= CSのニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」にて放送
8月30日(土)24:30〜
2008年8月31日(日)/30分枠

シリーズ・戦争の記憶(3) アリラン特攻兵 日本と朝鮮半島の狭間で

制作=日本テレビ
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太平洋戦争末期、航空機ごと敵艦に突っ込む「航空特攻」による戦死者は約3900人に上った。そこには17人の朝鮮人兵士が含まれていた。今年5月、沖縄で特攻死したとされている陸軍士官学校卒業のエリート、高山昇こと崔定根さんの弟(81歳)が来日した。戦後、朝鮮人特攻兵とその遺族は“日本軍に協力した親日派”として厳しい視線にさらされてきた。「兄は何を想い、死地に臨んだのか?」届かなかった戦死通知、婚約者との恋愛秘話、当時の兄を知る男性との出会いなどを通して“アリラン特攻兵”の実像に迫る。
 
ナレーター:朴 ロ美
=再放送について= CSのニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」にて放送
9月6日(土)24:30〜