2009年5月3日(日)/55分枠 24:50〜

ドラゴンとしんのすけ  母が子にのこす明日

制作=テレビ金沢
OA蜀咏悄
重度の知的障害に加え、自閉症の傾向が強い松元伸乃介くん(19)。人と上手く話せない。母親が経営するスナックの片隅で、毎夜ひたすら動物の絵を描く。 頼まれれば客の顔も描くが、仕上がりはやっぱり動物だ。コミュニケーションが苦手な彼にとって、お店は苦痛。暴れることもあったが、その都度、母・聖子さ んは厳しく叱ってきた。そんな母を踏ん張らせているのは15年前の辛い出来事。長男・勇樹君の早すぎる死だった…。絵を見てもらうことに喜びを覚えた伸乃 介くんは、個展や絵の販売を通し社会への一歩を歩み始めた。
ナレーター:薬師丸ひろ子
=再放送について= CSのニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」にて放送
5月9日(土)24:00〜
2009年5月10日(日)/30分枠 24:50〜

遺していく ゆりあへ  ママのかけた魔法

制作=日本テレビ
OA蜀咏悄
妊娠4か月の時に脊髄のガンを宣告された女性がいる。抗ガン剤を使えば、赤ちゃんは助からない。抗ガン剤を使わなければ、母は長くは生きられない。周囲は赤ちゃんを諦めろと言い、夫は母と子、両方の命を願って泣いた。しかし母・晃子さんの決断は、自分の命より赤ちゃんの命を優先すること…。2006年、ゆりあちゃんが誕生。しかし脊髄のガンは予想を超える早さで進行した。刻一刻と命の期限が迫る中、母は将来の娘のために手記を綴る。それは、お金や恋やセックス…女の子が成長する中で悩むだろう様々なこと。母の日に贈る、亡き晃子さんの珠玉のメッセージ。
ナレーター:羽鳥慎一
=再放送について= CSのニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」にて放送
5月16日(土)24:30〜
2009年5月17日(日)/30分枠 24:50〜

海 砂 水深50メートルからの警告

制作=福岡放送
OA蜀咏悄
佐賀県唐津沖の玄界灘。ダイビングショップを営む浪口志郎さん(62)は数年前から海底の変化を感じている。水が白くにごったり、泥の粒子の堆積…原因は沖合の「海砂」採取ではないかと考えている。海砂はコンクリートの骨材として毎年大量に採取されているが、漁業や環境への影響が指摘されている。瀬戸内海で採取は全面禁止。今は長崎・福岡・佐賀の3県が主要な供給地だ。水揚げが減った玄界灘の漁師が、採取禁止を求める声をあげたが、一方で採取業者から支払われる“迷惑料”と引き換えに海砂採取に同意している事実もある。海砂採取をとりまく問題を検証する。
ナレーター:苅谷俊介
=再放送について= CSのニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」にて放送
5月23日(土)24:30〜
2009年5月24日(日)/55分枠 24:50〜

塀の外で見つけた居場所 罪を犯した障害者たち

制作=長崎国際テレビ
OA蜀咏悄
罪を犯した知的障害者たち。刑務所を出ても「帰る場所がない」「働く場所がない」…家族から見放され福祉の支援も十分に受けられず、生活に困って盗みや無銭飲食を重ねる者も少なくないという。長崎県雲仙市にある社会福祉法人「南高愛隣会」。障害を持つ元受刑者を、ここ30年の間に約90人受け入れてきた。彼らが地域社会の中で暮らせるよう「自立までの段階を踏んだ住まい」や「働く場」などを用意し自立を促す。無断欠勤などの問題行動があれば、再訓練を行って対応してきた。全国に先駆け長崎でスタートした「“累犯障害者”の社会復帰をめざす支援事業」を追った。
ナレーター:小山茉美
=再放送について= CSのニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」にて放送
5月30日(土)24:00〜
2009年5月31日(日)/30分枠 25:20〜

これがおらだの走る路  赤字ローカル線の挑戦

制作=山形放送
写真
ツアー客の笑いがあふれる列車。方言丸出しでガイドする車掌…。第3セクターが運営するフラワー長井線は、山形県内の約30キロを結ぶ小さな鉄道だ。しかし問題は慢性的な赤字。そこで目をつけたのが観光客の誘致だった。休日には、笹を飾った『七夕列車』や車内でカブトムシが戦う『昆虫格闘列車』など、手作り列車が登場。社長も公募で採用した。運転士として6年前入社した朝倉達夫さん(30)は、今では方言ガイドとして活躍する。儲からなければ切り捨てられる時代。生き残りをかけ奔走する朝倉さんらの熱い思いを追う。
ナレーター:生野文治
=再放送について= CSのニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」にて放送
6月6日(土)24:30〜
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