2010年12月5日(日)/30分枠  25:00〜

子供が見たDV 夫婦間暴力のはざまで  

制作=読売テレビ

アユミさん(仮名)は大阪市内の中学3年生。2歳の頃、父親が自分を抱きながら母親を殴っていた姿を鮮明に覚えている。彼女は9年前、母親とともに父親の元から逃れたが、その後も情緒不安定な状態が続き、母親に突然キレたかと思えば甘えるといった行動を繰り返す。DV(ドメスティック・バイオレンス)を見て育った子どもの特徴的な症状だ。医学的には「DVを見て育った子どもは右脳の一部が萎縮し、記憶力が低下する可能性がある」という衝撃的な研究結果すら存在する。児童虐待防止法は、両親のDVを見せることも虐待にあたると定めているが、日本では今3人に1人の女性が夫からのDV被害を体験しているというデータもある。この見逃せない深刻な実態を、子どもの視点から追跡する。
ナレーター:藤田千代美
=再放送= 12月12日(日)11:00〜「BS日テレ」/11月14日(日)18:30〜CS「日テレNEWS24」
2010年12月12日(日)/30分枠  25:00〜

がけっぷちナース 彼とがんと生きた日々  

制作=テレビ岩手

自らを「がけっぷちナース」と呼んだ看護師がいる。岩手県盛岡市の高橋(旧姓山内)梨香さん36歳。梨香さんは5年前、乳がんの宣告を受ける。その後、肝臓と足に転移も見つかった。ドン底のふちにいる梨香さんを前向きにしたのは、恋人の変わらぬ愛だった。自分の闘病する姿を公表し「私が頑張る姿をみて、悩んでいる人にも前に踏み出してほしい」と話した梨香さん。しかし、念願の挙式からわずか半年後の今年6月、彼女は入院先の病院で逝った。夫は言う。「梨香は、つながりのあった人たちの中で今も生きている…」。愛する男性との間に築いた絆、そして懸命に自分の病と向き合い続けた姿を通じ、がけっぷちナースが遺したメッセージを見つめる。
ナレーター:中里雅子
=再放送= 12月19日(日)11:00〜「BS日テレ」/12月19日(日)18:30〜CS「日テレNEWS24」
2010年12月19日(日)/30分枠  25:50〜

反貧困のオンナ 弁護士・十萌子の日々  

制作=日本テレビ

笑顔を絶やさない竪十萌子(たてともこ)さん29歳。「当事者に寄り添う」がモットーで反貧困に取り組む若手弁護士だ。ヤミ金の取り立てに追われる人、区役所で生活保護を申請させてもらえない人、賃金を二重にピンハネされた労働者、DV被害に遭った女性や失業したネットカフェ難民らのため走り回る。法科大学院卒の1期生で、裁判員裁判や被害者参加など始まったばかりの制度を通じて、数々の事件と向き合うなか竪さんの笑顔が涙に変わる時もある。専門病院での治療が必要なのに刑務所に送られていく万引き常習犯など、彼女の扱う事件を通じて貧困の広がりや司法の限界を浮き彫りにしていく。
ナレーター:山本太郎
=再放送= 12月26日(日)11:00〜「BS日テレ」/12月26日(日)18:30〜CS「日テレNEWS24」
2010年12月26日(日)/55分枠  24:50〜

ひろしと先生 島の学舎の最終章  

制作=四国放送

小さな学校には、大きな可能性が広がっている。物語の舞台は、今年春で休校となった徳島県鳴門市の島の小学校。最後の1年間、生徒は6年生の田中大志(ひろし)くん一人だけ。ひろしくんは漢字を読むのも書くのも大の苦手で、国語の力は低学年レベルしかない。例えば、毎朝行う漢字の特訓で「片側」を「そとがわ」と読んだり「うちがわ」と読んだり…。そんな彼が一大決心する。それは、島に伝わる戦争の悲劇を題材にした朗読劇への挑戦。それもたった一人で…。担任の村松由丈先生(43)は、セリフを覚えるのに四苦八苦する少年を辛抱強く見守り、成長を導いていく。生徒と先生が常に1対1で向き合い、お互いに理解し合う中で絆を深めていく…日本が忘れかけている、そんな教育の原点を見つめ直す。
ナレーター:杉山裕子
=再放送= 1月2日(日)11:00〜「BS日テレ」/1月2日(日)18:00〜CS「日テレNEWS24」
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