2015年7月5日(日)/30分枠  24:55〜

シリーズ戦後70年 90歳のサッカー記者 −日韓 歴史の宿命−

制作=読売テレビ

日本最高齢のサッカー記者、賀川浩氏(90)。長年にわたる国際取材が評価され今年、FIFA国際サッカー連盟・会長賞の栄誉を受けた。ルーツとなる少年時代。神戸一中(現神戸高校)で選手として全国制覇、ライバル校は当時日本の植民地だった朝鮮半島の代表校だった。その後、学徒出陣で賀川氏は陸軍の特攻隊に入隊、奇しくも出征先は朝鮮半島だった。しかし出撃の直前に終戦。「平和がなければサッカーは出来ない」。戦後、記者となり日韓サッカーの歩みを特別な思いで記録し続けた70年。残された記者人生、宿命と向き合うため、日本統治下で日の丸を背負い国際舞台で戦った朝鮮人選手の足跡を追うため再び朝鮮半島(韓国)に向かった。人生をサッカーに賭けた90歳の記者が平和の意味を問う。
ナレーター:安富史郎
=再放送= 7月12日(日)11:00〜「BS日テレ」/7月12日(日)7:00/24:00〜CS「日テレNEWS24」
2015年7月12日(日)/30分枠  24:55〜

生きることは、あきらめない。 少年と余命告知

制作=中京テレビ

小児がんと闘う17歳の少年に、「現状では、治る展望がない。」という言葉で、命の限りを伝える「余命告知」が行われました。少年は当初、告知を受け入れられず、副作用の強い抗がん剤治療を継続することを選びます。しかし次第に、意識に変化が…残された時間を認識し、どう過ごすかを考え始めたのです。しかし両親は、治すことを目標に治療をし続けてほしいと願います。少年と両親の葛藤は、深く激しいものでした。「治すために、副作用に苦しんでも治療を続けるのか?」それとも「副作用から解放され、より良い時間を過ごすのか?」。もし、私たちの子どもが病気になって、その病気を治すことがとても困難だとわかっとき。あなたは子どもに、なにを、どこまで、伝えますか?
ナレーター:小山茉美
=再放送= 7月19日(日)11:00〜「BS日テレ」/7月19日(日)7:00/24:00〜CS「日テレNEWS24」
2015年7月19日(日)/30分枠  24:55〜

“元少年A”へ 〜神戸児童連続殺傷事件 手記はなぜ〜

制作= 読売テレビ

1冊の手記出版がここまで社会の耳目を集めたことがあっただろうか?今年6月、書店に並んだ「絶歌」。作者は“元少年A”。1997年に起きた「神戸児童連続殺傷事件」の加害者だ。当時14歳だった少年Aは現在32歳。10年前に少年院を退院し、社会復帰した。2年前から書き溜めていたという手記は、294ページ。出版社は、少年少女の凶悪犯罪が多発する中だからこそ手記には社会的意義があるとコメントした。しかし、事件でわが子を殺害された遺族らは、事前に知らされなかった突然の出版に大きな衝撃を受け悲しみと怒りに震えている。番組では、事件の遺族、少年院関係者、Aを知る人物、様々な立場の人の取材を通して、Aに静かに問いかける。「あなたは、なぜ手記を出したのですか?」
ナレーター:藤田千代美(関西芸術座)
=再放送= 7月26日(日)11:00〜「BS日テレ」/7月26日(日)7:00〜/24:00〜CS「日テレNEWS24」
2015年7月26日(日)/30分枠  24:55〜

僕らのミーティング 「話す・聞く・想う」 心の授業

制作=福井放送

福井県勝山市の山あいにある私立かつやま子どもの村小中学校。ここの授業は「プロジェクト」と呼ばれる体験学習が中心で、「衣食住」をテーマに、建築や農業に取り組む。何より大切にしているのが「ミーティング」の時間だ。例えば建築クラスでは、作る建物や作業の手順は子どもたち自身がミーティングで話し合って決める。ミーティングの内容は、学校規則、行事、子ども同士のもめごと解決法など多岐に渡る。教育方針は「自由な心」「個性」「自己決定」。「学力」とは、学業成績や受験実力ではなく、良き人間関係を保ち、自分の人生を自分の力で切り拓いていける能力ととらえている。「話す・聞く・想う」時間を積み重ね、自分で考えて判断する力やお互いを認め合う心を育んでいく子どもたちの姿を追った。
ナレーター:須田邦裕
=再放送= 8月2日(日)11:00〜「BS日テレ」/8月2日(日)7:00〜/24:00〜CS「日テレNEWS24」
お知らせ